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生存基盤科学研究ユニット 第1回学際交流ワークショップ (2007/07/31)

ワークショップ

活動の記録>>

日 時: 2007年7月31日 時 間: 
13:00~17:30
場 所: 生存基盤科学研究ユニットオフィス  (宇治地区総合研究実験棟502-504)

第1回 学際交流ワークショップ
ーバイオエタノール生産拠点としての東南アジア人工林展望-

テーマ:バイオエタノール生産拠点としての東南アジア人工林展望
主 催:生存基盤科学研究ユニット
コーディネーター:林隆久准教授

【プログラム】
13:00-13:10 はじめに
13:10-14:00 「エネルギー作物の育種に向けた植物細胞壁の合成制御」
鈴木 史朗(ユニット助教)
14:00-14:50 「バイオリファイナリーのためのリグノセルロース糖化発酵プロセス」
渡辺 隆司(生存圏・教授)
14:50-15:10 休 憩
15:10-16:00 「バイオエタノール生産のための林木育種」
林  隆久(生存圏・准教授)
16:00-16:50 「エネルギー生産に適したリグノセルロースバイオマスの分子育種に対する研究基盤構築」
梅澤 俊明(生存圏・教授)
16:50-17-20 総合討議
17:20-17:30 総合評価(ユニット長 井合 進)


活動の記録:

本グローバルCOEのメンバーでもある林隆久先生がコーディネートされたワークショップ。東南アジアの人工林がバイオエタノールの生産拠点として有望ではないかという問題意識の下に、分子生物学などを使ったさまざまな育種の可能性をめぐって4本の報告があった。

現在バイオエタノール原料として利用されている植物バイオマスは、トウモロコシやサトウキビが中心だが、それらは食 糧・飼料用のものと競合するので、木材 などのセルロース系エタノールの安価な生産が求められている。日本国内の原料とともに、東南アジアの人工林、とくにアカシア林を、パルプ生産のための体制 からエタノール生産に転換させる可能性があり、そのための技術開発が必要だとのことであった。

渡 辺隆司先生は、アメリカの化学工業が、石油リファイナリーに代わって、「バイオリファイナリー」と呼ばれる新しい基幹産業の発展を目指して、巨大な開発投 資を行っている状況を報告された。カーボンニュートラルな資源であるバイオマスから化学品、燃料、エネルギーを体系的に生産する、21世紀の基幹産業とな る可能性を秘めており、日本も東南アジアを含むアジア大のネットワークを形成する必要があるとのことであった。

(文責 杉原)