【要旨】
Google Earthとは何か。Google Earthで何ができるか。Webで提供される最先端の情報
技術Google Earthについて学び、地域研究への応用について意見交換する。また時間と空間という概念で地域を観る・解く際に必要なツール開発の現状と課題について検討するのが、本研究会の目的である。
Google Earthは、Web検索エンジンGoogle の検索技術と衛星航空写真、地図、地形や3Dモデルなどを組み合わせて、世界中の地理空間情報を提供するソフトウェアである。このGoogle Earthは、Google社が2005年6月に提供を開始、1年前には日本語版が誕生した。
米国カリフォルニア大学バークレイ校(UCB)では、Google Earthが種々の研究や教育に応用されている。本研究会では、UCBからECAI(Electronic Cultural Atlas Initiative)の情報技術を指導するHowie Lan氏を招聘し、Google Earthの詳細と先端的な活用について紹介いただき、地域研究への活用について議論する。
また、現在、HGIS(Humanities GIS)研究会や大学共同利用機関法人人間文化研究機構の研究情報資源共有化事業の一部として開発を進めている時空間をベースにした諸事象・現象を解析するツールHuMap(Humanities Map)、年表をベースにして諸事象・現象を解析するツールT2Map(Theme and Time Map)、および時空間情報処理に欠かせないデジタル地名辞書の開発の現状と応用について検討する。
【プログラム】 | ||
13:00-16:00 | Google Earth, Introduction and applications | |
Presentation: Howie Lan |
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16:00-17:30 | Introduction and demo of Geo-temporal Tools | |
Presentation: S. Hara and T. Sekino |
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17:30-18:00 | Discussion |
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