TFSメンバー紹介:八塚春名(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 アフリカ地域研究専攻(博士課程))

研究の概要

テーマ:「タンザニア半乾燥地域におけるサンダウェ人の移住史-環境変動と社会変容のダイナミズム」

 

サンダウェは、年平均降水量が600㎜程度という半乾燥地域において農耕を基盤とした生活を送っているが、かつては狩猟採集で生計を維持していた人びとだと言われており、言語学的には東アフリカには珍しいコイサン語族に属している。これまでの研究では、現在のかれらの環境の利用と認識、生業活動の詳細について明らかにしてきた。最近では、今日の村の景観とサンダウェの生活を創りあげた背景を明らかにするために、サンダウェの移住史を中心に環境変動と社会変容のダイナミズムにかんして研究を進めている。また、サンダウェと同様に東アフリカに居住するコイサン語族であるハッザをめぐる土地問題や先住民運動など、タンザニア内外のさまざまな動きにも注目しており、調査範囲を広げていきたいと考えている。



調査地: タンザニア、ドドマ州、コンドア県

 

キーワード:サンダウェ、移住史、環境認識・利用、狩猟採集、農耕

 

関心領域: アフリカ地域研究、生態人類学、民族生物学


業績

学位論文:


学術論文:



エッセイ:

 

エッセイ(オンライン):



口頭発表:


ポスター発表:


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