inspectionFY2009
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56 に根ざし、生産中心から生存へと転換した新しいパラダイムに向けた議論である。 序 章 持続型生存基盤パラダイムとは何か(杉原 薫) 第1編 環境・技術・制度の長期ダイナミクス 第1章 グローバル・ヒストリーと複数発展径路(杉原 薫) 第2章 東アジアモンスーン地域の生存基盤としての持続的農業(田中耕司) 第3章 乾燥オアシス地帯における生存基盤とイスラーム・システムの展開(小杉 泰) 第2編 地球圏・生命圏の中核としての熱帯 第4章 地球圏の駆動力としての熱帯(甲山 治) 第5章 生存基盤としての生物多様性(神崎 護・山田明徳) 第6章 水の利用からみた熱帯社会の多様性(河野泰之・孫 暁剛・星川圭介) 第3編 森林からの発信 —バイオマス社会の再構築— 第7章 熱帯林生命圏の創出(川井秀一) 第8章 大規模プランテーションと生物多様性保全 —ランドスケープ管理の可能性—(藤田素子) 第9章 歴史のなかのバイオマス社会 —熱帯流域社会の弾性と位相転移—(石川 登) 第10章 産業構造の大転換 —バイオリファイナリーの衝撃—(渡辺隆司) 第4 編 人間圏の再構築 第11章 グローバル化時代の地域ネットワークの再編 —遠隔地環境主義の可能性—(清水 展) 第12章 われわれの〈つながり〉 —都市震災を通じた人間圏から生存基盤への再編成—(木村周平) 第13章 生存基盤の思想 —連鎖的生命と行為主体性—(田辺明生) 終 章 生存基盤指数からみる世界(佐藤孝宏・和田泰三)

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