inspectionFY2009
45/137

42 名が講演した。 また本GCOE代表の杉原薫氏とLIPI次官のEndang Sukara 氏の間で、10月19日にLOA調印を行った。3通のLOA文書はそのままリアウ大学に送付し、リアウ大学共同研究担当副部長Adhy Prayitno氏のサインを受け取った(LOA締結日2010年1月30日)。 加えて2月4日には、LIPI研究者1名およびリアウ大学研究者1名、SinarMas社から2名を迎え、京都大学においてリアウ・バイオスフィアに関するシンポジウムを開催した。このシンポジウムの目的は、若手研究者の育成およびインドネシア研究者との交流促進を通して、リアウ・バイオスフィアに関するプロジェクトの推進および将来の共同研究への展開を促すことである。 2009年度の主な活動 � International Symposium on the Giam Siak-Bukit Batu Biosphere Reserve of Riau, Indonesia (2010/2/4) � GCOE代表杉原薫氏とLIPI次官Endang Sukaraによるリアウバイオスフィア共同研究に関するLOA調印式 (2010/10/19) � Humanosphere Science School 2009 (2009/8/4-5) � Ecotour on the Giam Siak-Bukit Batu Biosphere Reserve of Riau (2009/7/31-8/2) � リアウにおけるサイト研究の現状報告と活動について (2009/7/13) 「リアウ生物圏ユネスコ登録に関する報告」 「リアウ大学HSスクールについて連絡と今後の研究活動」 講演:竹田匠(岩手生物工学研究センター生物資源研究部)「岩手県におけるバイオエネルギー構想とその取り組み」 � インドネシアの泥炭:森林における火災と炭素管理(パラダイム研究会と共催)(2009/6/12) � Results and Potential Research at Nominated Giam Siak Kecil-Bukit Batu Biosphere Reserve (2009/5/15) � Enny Sudarmonowati (Research Centre for Biotechnology-LIPI) “Results and Potential Research at Nominated Giam Siak Kecil-Bukit Batu Biosphere Reserve” コメンテーター:水野広祐、甲山治、木村周平 � ファルカタの挿し木増殖 (2009/4/27) 横山峰幸(資生堂新成長領域研究開発センター)「新規生理活性物質を用いたファルカタの挿し木増殖」 � リアウワークショップ報告・研究、HSスクールなどについて」(2009/3/31) リアウ・バイオスフィアにおける共同研究について インドネシアスマトラ島リアウ州にある自然林、観光林およびSinarMas社の産業人工林が複合したRiau Biosphere Reserve(78万ha)を共通のフィールドとして特定した。このサイトにおいて、本GCOEメンバー、リアウ大学とインドネシア科学院(LIPI)が共同研究を展開する。共同研究を行うために、3者によるLOAを締結し、HSスク

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です