inspectionFY2009
18/137

15 生存圏開発創成科学論(前期2単位、川井秀一・矢野浩之・大村善治 他) 人類の生存圏である人類生活圏、森林圏、大気圏、宇宙圏などにおいて、人類の生存を脅かすさまざまな事象が発生している。この生存圏の悪化の現状を打破し「治療」に結びつく方策について考察するとともに、宇宙空間から地表に至る生存圏の新たな開発創成の可能性について、太陽エネルギーの利用を軸として、持続的社会の構築に向けた木質資源の循環システム構築のための技術開発、および宇宙太陽発電や人類の宇宙活動を左右する宇宙電磁環境の衛星観測や計算機シミュレーションなど人類の宇宙への生存圏の拡大のための技術開発の現状と展望について述べる。 東南アジアの環境と社会(後期2単位、安藤和雄・速水洋子・河野泰之・水野広祐・松林公蔵・清水展) 東南アジアとその周辺域における自然資源の持続的利用、およびより広く環境と人間生活に関わる諸問題について、技術的・生態学的観点からのみならず、民族、開発、社会経済システムやポリティクスといった点からも幅広くとりあげ、南アジア、日本との比較の視点を含め個別事例的に検討する。 大学院アジア・アフリカ地域研究研究科は、5年一貫制大学院であり、これらの科目はいずれも、博士前期課程・後期課程を区別せず履修することができる。多くの大学院生は、第一年次や第二年次にこれらの科目を履修し、第三年次以降は、研究分野を横断する3名の指導教員による指導のもと、博士論文に向けた研究に専念している。 5-1.2 TA・RAプログラム RAについては、以下の要領で公募を実施した。 京都大学 GCOEプログラム「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」 平成21年度リサーチ・アシスタント募集要項 平成21年2月13日 GCOEプログラム「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」では、アジア・アフリカ地域におけるフィールド調査にもとづいた地域研究を推進する目的で、広く学内よりリサーチ・アシスタント(RA)を募集します。 1. 採択予定者数:2名

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です