inspectionFY2009
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8 3.5 情報基盤の整備 本年度は、広報活動および研究支援環境強化をおこない、安全に配慮しつつ円滑な広報・研究活動の推進を図ることが出来た。主な活動は下記の通りである。 ① 遠隔会議サポート 本プログラムが共催した「International Workshop 2010 on Area Informatics Exploring Humanosphere and Urbanization of Hanoi」(2010年2月1〜2日)において、ベトナム国家大学と接続し、プレゼン資料共有も含め距離を感じさせない活発な議論が行われた。 ② ホームページの情報基盤強化 京都大学学術情報メディアセンターのレンタルサーバ刷新に伴い新設された占有ヴァーチャルサーバへの移行を行い、ホームページに関する処理速度を飛躍的に向上させた。その結果、アクセス数増大に伴うウェブサーバへの負荷が軽減され、Google Map, Google Earth連携システムの強化や電子書籍などの新たなサービスを展開できるようになり、情報発信機能を強化することができた。同時に、占有システムになったことで、作業効率化システム導入を行うことができ、ホームページ更新速度を向上させることができたことも特記すべきである。 ③ 研究および研究支援活動の情報基盤環境強化 本プログラムで利用しているデータベース、メール、 メーリングリスト、データ共有、障害対策(バックアップ)などの事務処理、研究促進環境を安全・安定に提供するため、不正侵入対策、 統合管理型端末セキュリティ対策の抜本見直しおよび作業環境の強化・整備を行なった。 特に近年、新型コンピュータウィルスの到来とともに、研究対象地域だけでなく国内外からやってくるウィルスの頻度が爆発的に増え続けている。そのため、東南アジア研究所の組織的な対策見直しと連携して対策した結果、従来検知できなかった多くのコンピュータウィルスにも対応でき、より安全で安心できる環境での研究および研究支援を行うことができるようになった。 遠隔会議の様子 (ベトナム国家大学映像) 遠隔会議の様子 (東南アジア研究所側映像)

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