inspectionFY2008
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62 ・ 本研究プログラムの持つ独自性をより発揮するためにも、社会科学研究を強化するとともに、他の研究分野と統合させるよう努めるべきである。 研究計画の実行 ・ この種の研究プログラムにおいてもっとも重要なことは、継続的な評価、得られた知見の強化、研究内容の変更、といった「反映性」にあり、アドバイザリーボードによる外部評価の積み上げは有効と考える。 若手研究者支援 ・研究活動を進める際に、若手研究者や大学院生の意見を積極的に登用しようとする姿勢は本プログラムのひとつの強みであろう。 ・同様の研究を行っている国外の研究機関との連携を強化してゆくことも重要である。 第三年度以降、国際アドバイザリーボードからの意見へのより良いフィードバックの具体化を念頭に、研究成果の国際的発信、臨地調査のための諸研究機関との制度的連携強化、学際研究のグローバル・ネットワーク構築などを、研究活動をさらに発展させてゆく必要がある。

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