inspectionFY2008
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56 ④ 平成20年度は、稲盛財団記念館の竣工にともない、ネットワーク、ファイアウォール、サーバの移設と管理移行をおこなった。遠隔会議システム、ネットワークセキュリティシステムの保守と管理を継続し、遠隔会議のサポート、GCOE端末の保護をおこなった。 8.2 データベース ① 地点情報閲覧ツールの開発と運用。G-COEの研究成果は、逐次HP等で公開されるが、これらを汎用データベースとして集積することによって、その全貌を見通すことが可能になるばかりでなく、具体的な地点情報として明示することによって、様々な用途に使用することができる。これまで21世紀COEプログラムで開発された、「地域研究画像データベース」の枠組みを全世界に拡大し、地点情報と写真、記載情報を表示すると同時に、リンクボタンを設けることによって文献、HPのURLなどの情報源の参照が可能となった。 → 拡大 G-COE地点情報データベース ディジタルアトラス との参照 リンクを張った 地点情報の提示 基本図は、NASA(米国航空宇宙局)提供のディジタル標高モデル(SRTM30を加工したものを用い、参照図として、米国ランドマクナリ社の世界ディジタルマップ(WDDB)を、ジオカタログ社が日本語化したものを用いた。今後は、G-COEプロジェクト参画者がHP情報を提出する際に地点情報の提供を求め、情報の集積を図る。この雛形は京大式地点情報入力/閲覧ツールとして、21世紀COEサーバに仮設収納中(http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/ve/)で、データサーバの運用開始をまって移設される予定である。 ② 生存基盤データベースの開発、整備。本プロジェクトの目指す「持続型生存基

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