inspectionFY2008
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17 研究計画の質、実行可能性、博士予備論文との関連性、ならびに博士論文への発展性を考慮して選考を行います。 4. 審査結果の通知 提出された申請書は、グローバルCOEプログラム教育部会において厳正に審査の上、5月末日までに審査結果をメールで通知します。 5. 報告書の提出 派遣を終了し帰国した日から45日以内に、調査結果を要約した報告書の提出を求めます。報告書は、[1]派遣報告書(A4一枚の簡単なもの)、[2]ホームページ掲載用の和文報告書(2,000字以下)、および [3]ホームページ掲載用の英文報告書(400語程度)の三点を提出してもらいます。また[2]および[3]には、調査研究の様子がわかる写真を添付してもらう必要があります。 6. 他のグローバルCOEプログラム研究助成との併願について グローバルCOE事務局からは、4月10日付で「次世代研究イニシアティブ研究助成」の申請も公募しています。「フィールド・ステーション等派遣経費支援」と「次世代研究イニシアティブ研究助成」の両方に応募することはできません。また両者で応募資格、申請書式および申請書の提出先が異なりますので、注意してください。 公募の結果ASAFASの公募では、前期は7名、後期は募集期間に9名、計16名の応募があり、応募締め切り直後に選考委員会を開催した。その後、辞退者もあり、2008年度はそれぞれ6名と8名、計14名を派遣した(添付書類1参照)。 また、生存圏研究所におけるフィールド・ステーション実際の現地調査については添付書類2にあるとおりである。 これに加えて、海外拠点を活用した研究支援体制の強化を進めている。本プログラムでは、アジアに4ヵ所(ラオス国立大学、イェジン農業大学等(ミャンマー)、ハサヌディン大学(インドネシア)、タミルナードゥ農業大学(インド))、アフリカに6ヵ所(アジスアベバ大学(エチオピア)、ナイロビ大学等(ケニア)、ソコイネ農業大学等(タンザニア)、ザンビア大学、ナミビア砂漠研究所、ヤウンデ第一大学(カメルーン))のフィールド・ステーションと、6ヵ所の海外観測拠点(インドネシア科学院生物材料研究センター、パムングMFレーダー観測所、ポンティアナックMHレーダー観測所、赤道大気観測所、ムシフタンペルサダ社造林地(以上、インドネシア)、ペルサハーン・コシナール社造林地(マレーシア))を設置して、大学院生の研究活動に活用している。同時に、現地調査を支援するために、フィールド・ステーション派遣助成を実施し、平成19年度には11人(のべ569日)、平成20年度には16人(のべ948日)の大学院生が現地調査に従事している。これらのフィールド・ステーションや海外観測拠点には、教員も頻繁に訪問しており、現地調査期間中も教育・論文指導を実施できる体制を構築している。

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