inspectionFY2007
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-57- 土壌呼吸速度測定の様子 ② 赤道大気レーダー・観測データ保管装置 インドネシア・スマトラ島の赤道直下には生存圏研究所の赤道大気レーダー(Equatorial Atmosphere Radar; EAR)が設置されており、インドネシア航空宇宙庁(LAPAN)との共同で現在まで赤道大気の観測を続けている。観測機器整備では、まずEARから得られる膨大な観測データの保管庫として、RAIDディスク装置を購入した。 ③ 植生・水門研究のための地上気象観測装置 G-COEのイニシアティブ3では、衛星データを用いた植生や水文の研究を重要視しているが、正しい測定の基礎となる地上気象観測装置を整備した。 ④ KHPアカシア林地 自動気象観測装置設置 アカシア林における自動気象観測装置を下記に設置した。 • 設置日:2008年3月22日 • 設置場所:マレーシア サバ(Sabah)州 Keningau Sook事業植林地内 • 設置場所の地理情報: 5°09′04.4″N, 116°17′54.3″E • 海抜高度:376m • 観測要素:気温、露点温度、気圧、降水、風速、風向 • 観測の時間分解能:1分間隔 (左図)マレーシアを含む東南アジア広域図 (右図)左図の四角領域の標高図。 KHP AWSは今回測器を設置した地点

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