inspectionFY2007
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53 ⑦ システム開発について ホームページ立ち上げ当初から、その基幹システムに多言語への対応、システム開発の手軽さ、SEO対策などに対して先駆的な試みを行っている新興オープンソースCMSを取り入れたことで、システム開発が従来と較べて迅速かつ安価に仕上げられるようになったことは特記すべきである。また公開を前提としたシステム開発方針を取り入れたことは、システムの社会還遯元をおこなうだけでなく、持続的な運遀用・発展において、コミュニティとの互助体制を築くことが出来たことも今までになかった試みである。それらの主な成果については下記に掲載する。 なおシステム開発は、開発そのものの容易さもあり、業者委託したものと自らが開発したものに分類される。いずれも公開あるいはCMSシステムそのものに組み込まれる成果を挙げている。 1. オンラインブログCNET Japan「大学がオープンソースに貢献する」, 2008/3/30, http://japan.cnet.com/blog/geeklog/2008/03/30/entry_27000098/ 2. Geeklog Japanサイト「記事管理画面のコピー機能追加ハック」, 2008/3/6公開, http://www.geeklog.jp/filemgmt/index.php?id=310 外部邪委託したシステムを公開。本機能は、翻訳などの作業を行うことを中心に、以前からコミュニティ内での要望が高かったこともあり、その反響は大きい。 3. 木谷公哉, Geeklog Japanサイト「多言語表示・管理のためのハック集」, 2008/02/07公開, http://www.geeklog.jp/filemgmt/index.php?id=298 多言語の管理利便性を高めるために拡張したシステムおよびその説明。サイドメニューの多段階層化など、きめ細かいカテゴリーが必要なサイトなどに活用されるきっかけとなった。 4. 木谷 公哉, Geeklog Japan サイト「ブロックを多言語対応で表示する」, 2007/12/22公開, http://wiki.geeklog.jp/index.php/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%92%E5%A4%9A%E8%A8%80%E8%AA%9E%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%A7%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%99%E3%82%8B 多言語表示の利便性を大幅に向上するための仕組みにするための支援を行い、そのシステムが評価されWikiに掲載された。

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