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35 6666.2222 研究イニシアティブ1研究イニシアティブ1研究イニシアティブ1研究イニシアティブ1 研究イニシアティブ1「環境・技術・制度の長期ダイナミクス」の課題は、人類が技術と制度の瘠展をつうじてアジア・アフリカ地域の環境に与えてきた影響を歴史的瘩にたどることによって、将来の技術・制度変化の方向を探ることである。初年度の主たる目的瘩は、歴史学、政治学、経済学、人類学などを専攻するメンバーの専門的瘩な報告を聞く全体研究会を組織し、本プログラムとの関連連を探ること、および、より専門的瘩な四つの班を組織し、生存基盤研究を開始するとともに、これまでの学問的瘩「常識」を再検討すること、の二点である。なお、本年度の幹事は藤倉遉郎邛氏にお願いした。 全体研究会 � 第1回研究会(2007/12/03) 石川瘡「バイオマス資源社会のミクロ・ヒストリー:サラワク北部邪クムナ流域 社会から(1841-2007)」 コメンテーター:河野泰之 藤田幸一 「小作農の世界・農業労働者の世界-日本の自治村落とバングラデシュ-」 コメンテーター:友部邪謙一 (大阪大学経済学研究科) 籠谷直人 「アジアの帝国とネットワーク」 コメンテーター:杉原薫 � 第2回研究会(2008/01/07) 小杉泰 「乾燥オアシス地帯と文明の「3項連連環」論:中東の持続型生存基盤システム をめぐって」 コメンテーター:杉原薫 鬼丸武士「地下活動とネットワーク-戦間期アジアでの国際共産主義運遀動を事例に-」 コメンテーター:籠谷直人 西真如「『ポスト福祉国家』社会とラディカル・デモクラシー論」 コメンテーター:田辺明生 � 第3回研究会(2008/02/12) 小堀聡(名古屋大学経済学部邪)「日本における『エネルギー節約的瘩瘠展経路』の形成―両大戦間期から高度成長期を中心に」 コメンテーター:籠谷直人 遠遒藤環 「アジアにおけるインフォーマル経済の動向」 コメンテーター:杉原薫 「古典のなかのアジア経済史」研究会(代表 籠谷直人) 現時点におけるアジア経済史研究でしばしば言及される文献を取り上げて、その研究史的瘩意義を検討する。 � 第1回 研究会(2007/12/07) 籠谷直人「講座派のなかのアジア-山田盛太郎邛論をとおして-」

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