inspectionFY2007
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15 5.1 大学院教育部会 5.1.1 はじめに:今年度の主な活動 大学院教育部会では今年度大きく分けて二つのことを行った。一つは、①大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)で、G-COE『生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点』が掲げる持続型生存基盤に関する講義および演習を実現するための検討の開始であり、いま一つは、②21世紀COEでASAFASの臨地教育で大きな成果を上げたフィールド・ステーションを活用した、若手研究者の育成を推進するための学生の現地派遣である。 5.1.2 大学院教育における「持続型生存基盤コース」の設置に関して 持続型生存基盤に関する講義に関しては、2007年8月28日にASAFASの学務委員長の足立教授にG-COE『生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点』に関連する講義、演習の新設の可能性、さらには平成20年度以降「持続型生存基盤コース」の設置の可能について検討を要請した。 具体的な要請は、以下の点であった。 1) 今年度実施された1.2年対象の杉原拠点リーダーによる講義「持続型生存基盤研究の方法」の継続の可能性 2) G-COE『生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点』関連の講義(1,2年生対象)開催をさらに増やすことが出来るかどうか 3) 研究科共通科目または専攻科目として、「生存基盤持続型地域研究演習 Ⅰ」や「生存基盤持続型地域研究演習 Ⅱ」(いずれも仮名)といった演習を新設または科目名変更で設置する事の可能性 審議の結果、ASAFASの学務委員会は以下のような検討結果を返答してきた。 1) 講義について 杉原先生による講義「持続型生存基盤研究の方法」は継続 環境・感染症論A/B(西渕先生)→持続型生存基盤研究Ⅰ(環境・感染症論A/B) 開発生態論A/B(河野先生)→持続型生存基盤研究Ⅱ(開発生態論A/B) 国際環境医学論A/B(松林先生)→持続型生存基盤研究Ⅲ(国際環境医学論A/B) 地域情報学論A/B(柴山先生)→持続型生存基盤研究Ⅳ(地域情報学論A/B) 2) 演習について: 既存の公開演習と臨地演習で設定 持続型生存基盤研究公開演習(研究科共通科目)、通年1単位、授業時間数(随時)、担当教員(G-COE関連教員)、配当年次(1から5)、パラダイム研究会に参加 持続型生存基盤臨地研究演習(研究科共通科目)、通年2単位、授業時間数(随時)、担当教員(G-COE関連教員)、配当年次(3から5)、G-COEによる臨地研究に参加

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