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<title>Initiative4</title>
<link>http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/index.php?topic=seminar_ini04</link>
<description>G-COE:生存基盤持続型の発展をめざす地域研究拠点&gt;イニシアティブ4 研究会情報</description>
<managingEditor>gcoe_webmaster@cseas.kyoto-u.ac.jp</managingEditor>
<webMaster>gcoe_webmaster@cseas.kyoto-u.ac.jp</webMaster>
<copyright>Copyright 2012 Global COE Program 京都大学：生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点</copyright>
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<pubDate>Fri, 24 Feb 2012 15:36:32 +0900</pubDate>
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<title>「自然によりそう技術、ケアとともにある制度」  [若手研究者養成・研究部会　　合同研究会 ]（イニシアティブ4）</title>
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<pubDate>Sat, 11 Feb 2012 15:34:33 +0900</pubDate>
<dc:subject>イニシアティブ4</dc:subject>
<description>&lt;p&gt;日　時：2011年2月11日(土)〜12日(日)&lt;br /&gt;場　所：KKRホテルびわこ &lt;a href=&quot;http://www.kkrbiwako.com/index.htm&quot;&gt;http://www.kkrbiwako.com/index.htm&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;【趣旨】&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　大規模な環境変動やエネルギーの枯渇が抜差しならない問題となりつつある現在、私たちはいかなる価値観をもち、いかなる方向を目指すべきかを再考する必要性が高まっている。本GCOEプログラム「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」では、持続的に人々の「生存」を支える社会を構築するためには、人間社会のあり方と同時に、環境――地球圏geosphereと生命圏biosphere――の仕組みを理解したうえで、それらの圏と人間社会の共存を目指すべきだとし、多分野の研究者が連携しながら議論を進めてきた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　GCOEプログラムは４つの研究班（イニシアティブ）に分かれるが、そのなかで人類学・地域研究を中心とし、人間社会のあり方について考えてきた「イニシアティブ４」では、（１）資本の蓄積と生産性の向上を核とする既存の政治経済的なパラダイムを見直すこと、また（２）公共的な政策と自由競争市場による問題解決の限界を認識し、親密圏的なつながりを再構築していくことが重要であるとの認識のもと研究を進め、またプログラム内外の若手研究者を招いてこれまで３度の合宿シンポジウムを開催してきた。各シンポジウムのタイトルは「生存を支える『地域／研究』の再編成」（2008年度）、「人間圏を解き明かす」（2009年度）、「人間圏の再構築に向けて―親密圏・レジリエンス・知の接合」であるが、そこに含まれるキーワードには研究の深化も示されている。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　第４回となる本シンポジウムでは、持続的な人間圏の構築に向けたキー・イシューとして、人格間の相互依存性を承認しケアの実践を指向する制度 (care-oriented institutions) と、生命圏の論理によりそう技術 (nature-inspired technologies) と、に焦点をあてた議論をおこないたい。&lt;br /&gt;「ケアを指向する制度」は、人間開発に関する主流の議論は、人格の自立性と人的資本としての個人のエンパワーメントにのみ焦点をあててきたことに対して、生存へのオルタナティブなアプローチを示そうとする試みである。過去の議論では、個々人の生存を保障する制度（例えば国家の福祉制度）と、人格的なケアの営み（例えば地域住民や家族によるケア・介護）とを、互いに対立するものとして捉えてきた。しかし人格間の相互依存性を承認し、具体的な他者へのケアの実践を生存の基礎におく考え方をとるならば、人格間のケアの実践とともにある制度こそが、持続的な人間圏への鍵となる。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　また「生命圏の論理によりそう技術」は、一方的に自然資源を収奪・消費することで生産を拡大していく従来の技術に対するアンチテーゼであり、人間の都合でなく、地球圏や生命圏のあり方に即した技術（およびそれを取り巻く実践）を作り上げていこうということである。その視野にはマクロレベルの科学技術からミクロレベルの環境技術までが含まれる。そこでは、生産中心パラダイムと結びついた現代的な科学技術及び科学知と、オルタナティブとしての在来知や在来技術とをどう関係づけていくか、ということが重要な問題となるはずである。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　最終回となる本シンポジウムの目的は、以上のような問題について、具体的な事例の検討を通じて分野横断的な議論を行うことで、持続的な生存基盤に向けた人間圏の再構築の方向性を見定めることである。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;【プログラム】&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;2月11日（土）&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;10:00		シンポジウムの趣旨説明&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;セッション１	ケアの実践と倫理&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;座長：　西真如&lt;br /&gt;コメンテーター：　岩佐光広、山本晃輔&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;10:20	吉村千恵「報告」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;11:00		白波瀬達也：釜ヶ崎に暮らす人々への支援　―世俗的アプローチと宗教的アプローチ&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;11:40		休憩&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;11:50		コメント・討論1&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;12:50		昼食&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;セッション２　　	支え合いの社会と制度&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;座長：　久保忠行&lt;/p&gt;&lt;p&gt;コメンテーター：　河上幸子&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;14:00	久保忠行	：趣旨説明&lt;br /&gt;：移民・難民とともに生きる社会にむけて&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;14:40	永田貴聖：人類学者がみる、そして、係る在日フィリピン人の社会関係―「支援」以前の問題として&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;15:20		休憩&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;15:30		瀬戸徐映里奈：「食の確保戦略」からみるベトナム難民の定着過程と現状‐兵庫県姫路市を事例として‐&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;16:10		コメント・討論2&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;u&gt;2月12日（日）&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;セッション３&lt;/strong&gt;　　&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;座長：　木村周平&lt;/p&gt;&lt;p&gt;コメンテーター：　生方史数、佐藤史郎&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;9:00	木村周平：趣旨説明「技術・制度・知の接合に向けて」&lt;br /&gt;：SPSはどれほど大きいのか：新たな科学技術をめぐるポリティクス&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;9:40		中空萌：並列的分類と「ポストコロニアル」な知識の生成？：インド・ウッタラーカンド州「人々の生物多様性登録」プロジェクトにおける民俗的知識&lt;br /&gt;の「所有化」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;10:20		休憩&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;10:30		河合洋尚：植民地期香港における都市開発と風水言説――景観人類学の視点から&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;11:10		コメント・討論3　&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;12:10		昼食&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;セッション４	総合討論：ポスト3・11の技術と制度&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;14:00		総合討論&amp;nbsp;&lt;/p&gt;
&lt;!--&lt;p&gt;&lt;img width=&quot;54&quot; height=&quot;19&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;&quot; src=&quot;/images/library/Image/gcoeicons/RA.png&quot; /&gt;&amp;nbsp; ...&lt;/p&gt;</description>
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<title>「人間圏の再構築に向けて―親密圏・レジリエンス・知の接合」  [ イニシアティブ4　合同研究会 ]（若手研究者養成・研究部会　研究会）</title>
<link>http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/article.php/20110310153031452</link>
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<pubDate>Fri, 11 Mar 2011 15:30:31 +0900</pubDate>
<dc:subject>イニシアティブ4</dc:subject>
<description>&lt;p&gt;日　時：2011年3月11日(金)〜13日(日)&lt;br /&gt;場　所：KKRホテルびわこ &lt;a href=&quot;http://www.kkrbiwako.com/index.htm&quot;&gt;http://www.kkrbiwako.com/index.htm&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;【趣旨】&lt;br /&gt;大規模な環境変動やエネルギーの枯渇が抜差しならない問題となりつつある現在、私たちはいかなる価値観をもち、いかなる方向を目指すべきかについて再考する必要性が高まっている。本GCOEプログラムでは、資本の蓄積と生産性の向上を核とする既存の「生産」パラダイムを超えて、持続的に人々の「生存」を支える社会を構築することが重要であるとの認識のもと、多分野の研究者が連携しながら議論を進めてきた。「生存を支える『地域／研究』の再編成」（2008年度）、「人間圏を解き明かす」（2009年度）に続いて第3回目を迎える本シンポジウムでは、「親密圏」「レジリエンス」「知の接合」といった問題系に焦点を当てながら、人間圏の再構築に向けて議論を行いたい。&lt;br /&gt;主流の開発ディスコースが指し示すような行程、例えば個々人のケイパビリティを高めることで力強い市民社会を構築したり、自然の客体的操作にもとづいて生産の効率化を推し進めるといった道筋が持続的な生存基盤に導くと考えることは、今日ではますます困難になっている。ここで「親密圏」と呼ぶのは、そこで見過ごされてきた、人々が具体的な他者と関係し、かつ他者の困難に応答しうることによって可能になるケアの実践、またそのような実践がつくりだす多様なネットワークであり、「レジリエンス」と呼ぶのは、不確実性を内包する自然のうえに柔軟な生存基盤を築き、それを持続させる人びとの力のことである。これらの目的は、ローカルな知や技術・制度だけでも、科学技術や、市場や国家のような「インパーソナルな」諸制度だけでも達成されえない。この両者をいかに関係づけるかということが「知の接合」という問題系である。&lt;br /&gt;本シンポジウムの目的は、以上のような問題について、具体的な事例の検討を通じて分野横断的な議論を行うことで、持続的な生存基盤に向けた人間圏の再構築の方向性を見定めることである。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;【プログラム】&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br /&gt;&lt;u&gt;3月11日（金）&lt;/u&gt;&lt;br /&gt;15:00-15:20 シンポジウムの趣旨説明&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;セッション１ 生存とケアの親密圏&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;座長： 岩佐光広&lt;br /&gt;コメンテーター： 後藤晴子、伊東未来&lt;br /&gt;15:20-16:00 石本雄大 「ブルキナファソの半乾燥地域における生計維持システムの研究―旱魃や虫害への適応および対処行動に関する統合的分析&lt;br /&gt;16:00-16:40 澤野美智子 「「親密圏」としての「家族」？―韓国の家族研究の展望」&lt;br /&gt;16:40-16:50 休憩&lt;br /&gt;16:50-17:50 コメント・討論1&lt;br /&gt;19:30-22:30 参加者の研究紹介1&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br /&gt;&lt;u&gt;3月12日（土）&lt;/u&gt;&lt;br /&gt;8:30-9:00 GCOEプログラムの紹介1&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;セッション２ 生態資源の利用と社会関係&lt;br /&gt;&lt;/strong&gt;座長： 丸山淳子&lt;br /&gt;コメンテーター： 松村圭一郎、佐藤吉文&lt;br /&gt;9:00-9:40 山本佳奈 「湿地における「個人の土地」と「みんなの土地」のせめぎあい―タンザニア農村部の耕地と放牧地をめぐる住民の対立」&lt;br /&gt;9:40-10:20 鈴木遥 「森林へのケア―インドネシア東カリマンタン州沿岸村落における木造住居の修理・建て替えを事例に」&lt;br /&gt;10:20-10:30 休憩&lt;br /&gt;10:30-11:30 コメント・討論2&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;セッション３ 生存基盤をつくりだす実践共同体&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;座長： 西真如&lt;br /&gt;コメンテーター： 宍戸竜司、菅沼文乃&lt;br /&gt;13:00-13:40 岡部真由美 「現代タイにおける開発と僧侶をめぐる一考察―寺院および地域コミュニティにおける僧侶の実践とネットワーク形成を中心に」&lt;br /&gt;13:40-14:20 浅野史代 「ブルキナファソ、ビサ社会における女性の生活と「開発」の関係」&lt;br /&gt;14:20-15:20 コメント・討論3&lt;br /&gt;15:20-15:40 休憩&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;セッション４ 生命圏、親密圏をむすぶ芸術と宗教&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;座長： 福井栄二郎&lt;br /&gt;コメンテーター： 別所祐介、清水貴夫&lt;br /&gt;15:40-16:20 渡辺文 「関係性としてのスタイル―オセアニア芸術における個性と集合性の調停メカニズム」&lt;br /&gt;16:20-17:00 徳安祐子 「死者がつなぐ人と自然―ラオス山地民カタンの村の事例から」&lt;br /&gt;17:00-18:00 コメント・討論4&lt;br /&gt;19:30-22:30 参加者の研究紹介2&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br /&gt;&lt;u&gt;3月13日（日）&lt;/u&gt;&lt;br /&gt;8:30-9:00 GCOEプログラムの紹介2&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;セッション５ アクターをむすぶ技術とコミュニケーション&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;座長： 木村周平&lt;br /&gt;コメンテーター： 内藤直樹&lt;br /&gt;9:00-9:40 李豪軒 「電子業界における日本企業と台湾企業のエンジニアの比較―共同体意識と「株」からの考察」&lt;br /&gt;9:40-10:20 平井將公「生物資源、地域住民、行政の交錯が生み出す新たな技術―セネガルのセレール社会における樹木資源の稀少化とその対処」&lt;br /&gt;10:20-10:30 休憩&lt;br /&gt;10:30-11:30 コメント・討論5&lt;br /&gt;13:00-15:00 総合討論&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp; ...&lt;/p&gt;</description>
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<title>&amp;quot;Changing Position of India in World Politics and Security&amp;quot;G-COE国際シンポジウム2010［イニシアティブ1／4, 現代インド地域研究　合同国際シンポジウム］(イニシアティブ４　研究会）</title>
<link>http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/article.php/20101122155642296</link>
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<pubDate>Tue, 14 Dec 2010 15:56:42 +0900</pubDate>
<dc:subject>イニシアティブ4</dc:subject>
<description>&lt;p align=&quot;right&quot;&gt;&lt;a href=&quot;#Re20101122155642296&quot;&gt;活動の記録&amp;gt;&amp;gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;日　時：2010年12月14日（火）　15:00-18:00&lt;br /&gt;場　所：京都大学　稲盛財団記念館　中会議室&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;lt;共催&amp;gt;&lt;br /&gt;G-COE Initiative 1　およびInitiative 4, 現代インド地域研究（KINDAS)&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;タイトル:&amp;quot;Changing Position of India in World Politics and Security&amp;quot;.&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;Program:&lt;br /&gt;15:00-15:40 Keynote Speech by Swaran Singh (Professor, Jawaharlal Nehru University)&lt;br /&gt;15:40-16:15 Discussion&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;16:15-16:30 Break&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;16:30-18:00 Session: Security Issues of India&lt;br /&gt;16:30-16:45 Hiroki Nakanishi (Ph.D. Candidate, ASAFAS)&lt;br /&gt;&amp;ldquo;Rethinking U.S.-India Civilian Nuclear Cooperation Agreement: Trade-off between India&amp;rsquo;s Right of Nuclear Test and Nuclear Cooperation&amp;rdquo;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;16:45-17:00 Shiro Sato (Researcher, CSEAS)&lt;br /&gt;&amp;ldquo;On the Possibility of Treaty of Non-First Use of Nuclear Weapons between India and China&amp;rdquo;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;17:00-17:15 Tomoko Kiyota (Ph.D. Candidate, Takushoku University )&lt;br /&gt;&amp;ldquo;India&amp;rsquo;s Arms Procurement Policy: Equilibrium between Requirement of Indigenous Production and Acquisition&amp;rdquo;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;17:15-18:00 Discussion&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;a name=&quot;Re20101122155642296&quot;&gt;【活動の記録】&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;英語ページに活動の報告が掲載されています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;English Site&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;/en/article.php/20101214_ini4&quot;&gt;/en/article.php/20101214_ini4&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img width=&quot;54&quot; height=&quot;19&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;&quot; src=&quot;/images/library/Image/gcoeicons/RA.png&quot; /&gt;&amp;nbsp; ...&lt;/p&gt;</description>
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<item>
<title>「カンボジア農村における子と高齢者の世帯間移動の互助機能」  （イニシアティブ4　研究会）</title>
<link>http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/article.php/20101027101524209</link>
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<pubDate>Mon, 01 Nov 2010 10:15:24 +0900</pubDate>
<dc:subject>イニシアティブ4</dc:subject>
<description>&lt;p&gt;日　時：2010年11月1日（月）　14:00－16:00 &lt;br /&gt;場　所：京都大学東南アジア研究所　稲盛小会議室Ⅱ&lt;/p&gt;&lt;p&gt;タイトル：「カンボジア農村における子と高齢者の世帯間移動の互助機能」&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;発表者:&lt;br /&gt;佐藤奈穂（東南アジア研究所研究員）&lt;/p&gt;&lt;p&gt;要旨:&lt;br /&gt;カンボジア農村に相互扶助慣行は存在するものの，いずれも何らかの目的に特化したものか，期間が限られたものであり，日常的に人々の生活を支える 性格ではないのが特徴である。こうした状況を踏まえ，先行研究では，カンボジアの農村社会に互助メカニズムがなく，農民は個人主義的だという議論 を進め，互助機能が弱いことを強調している。カンボジア北西部の調査村では，農作業や他の経済活動において親子関係であっても，独立した世帯間で共同関係が観察されることは稀である。しか し，子や高齢者のケア労働では，親族の間で子や高齢者を世帯から世帯へ移動させることにより「チュオイ＝支援」が行われていた。&lt;br /&gt;生産活動や金銭，モノの賃借・贈与関係から見ればカンボジア農村は個人主義的であり互助機能が弱いとも言える。しかし，子や高齢者のケアに目を向 けると，世帯を超えた親族ネットワークの広がりが見えてくるのである。&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;平井將公&lt;br /&gt;内線7815 ...&lt;/p&gt;</description>
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<title>「アフリカの半乾燥地域における地域社会の潜在力」 [ イニシアティブ2・4／人為攪乱研究会　合同研究会 ] （イニシアティブ4　研究会）</title>
<link>http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/article.php/20100707175738104</link>
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<pubDate>Tue, 13 Jul 2010 17:57:38 +0900</pubDate>
<dc:subject>イニシアティブ4</dc:subject>
<description>&lt;div style=&quot;text-align: right;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;#Re20100713ini4&quot;&gt;活動の記録＞＞&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;p&gt;日　時：2010年7月13日(火) 14:00～16:00 &lt;br /&gt;場　所：京都大学 東南アジア研究所 稲盛記念館3F小会議室Ⅱ&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/about/access_ja.html &quot;&gt;http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/about/access_ja.html &lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;GCOEイニシアティブ4とイニシアティブ2（人為攪乱研究会）との共催です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;発表者1&lt;br /&gt;平井將公（京都大学東南アジア研究所GCOE研究員）&lt;br /&gt;タイトル：「人口稠密地域における自然利用の技術と制度―セネガルのセレール 社会の事例」&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;発表者2&lt;br /&gt;村尾るみこ（日本学術振興会特別研究員PD）&lt;br /&gt;タイトル：「ザンビア西部州における生計活動の再編―移動性の高い女性による 現金稼得から―」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;【趣旨】&lt;br /&gt;アフリカ大陸の大部分を占める半乾燥地域において、人びとは不安定な自然条件 や、政治・経済環境の激しい変化に生計活動を制約されながらも、それらへした たかに適応してきた側面が少なくない。本研究会では、そうした地域社会の「潜 在力」について自然資源を活用する技術や、社会組織の流動性といった観点から 多角的に検討する。平井は、人口稠密な地域を長年にわたって保持してきた西アフリカのセレール社 会を取り上げ、その自然利用の特性について考察する。セレールは人口増加や市 場経済化の進行にともなって農牧業を有機的に結合し、またその過程では飼肥料 木の優占する植生を耕地上に形成し、維持してきた。この事例をもとに、自然資 源の回復力を最大限に引き出しながら、生産性を高め、社会変化に対応する半乾 燥地の農業について考える。村尾は、南部アフリカの農村における「紛争避難民」の生計維持活動について報 告する。Displacementは、生計破綻の要因として論じられることが多いが、しか しアフリカ社会においては、人口の移動性がむしろ環境制約下での生計維持を可 能にしている局面も少なくない。村尾はさらに「移動性」の別の側面、すなわち 頻繁に結婚・離婚を繰り返しながら村を出入りする女性たちに注目することで、 流動性の高い社会における女性の生計維持の問題について検討する。 &lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;a name=&quot;Re20100713ini4&quot;&gt;【活動の記録】&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;アフリカの半乾燥地域では、暮らしにかかわる生態・社会・経済のいずれの要素をとっても不確実性が高い。本研究会では、そうした地域に暮らす人びとが、生計を維持するうえでの制約をいかに克服しているのかについて、西アフリカのセネガルと南部アフリカのザンビアの事例から検討された。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;一人目の発表者の平井は、セネガル中西部において人口稠密な地域を保持してきた、農耕民セレールの資源利用の持続性について技術と制度の観点から検討した。報告によると、セレールは土地不足を重要課題としてきたが、彼らは農業と牧畜を耕地内で結合させ、また飼肥料木として知られる&lt;em&gt;Faidherbia albida&lt;/em&gt;が優占する人為植生を耕地に形成することで、土地生産性を高めて対処してきた。しかし、飼料や燃料として消費されるこの&lt;em&gt;F.albida&lt;/em&gt;もまた、近年、人口増加との関連から稀少化の傾向にあるという。そこで、人びとは切枝技術（pollarding）やその運用にかかわる社会制度を精緻化しながら、&lt;em&gt;F.albida&lt;/em&gt;の利用を持続化させている。また、&lt;em&gt;F.albida&lt;/em&gt;の大規模な枯死が招かれないのは、技術や制度の精緻化だけでなく、生計における同種の重要性や価値が成員間で共有されている点にも基づいていると指摘された。半乾燥地域では、人間による植物利用が砂漠化の原因とされがちだが、セレール社会が例示するのは、むしろ土地や植生への積極的な人為介入こそが、植生環境を維持しうるということであった。 &lt;br /&gt;これに対し、フロアからは技術や制度の形成過程に関する質問が寄せられた。村落内部における成員間の社会関係や、村落外部との交渉史をふまえながら、今後それを明らかにすることが、農業技術の在来性を理解するうえで課題になると思われた。&lt;/p&gt;&lt;p style=&quot;text-align: left;&quot;&gt;二人目の発表者の村尾は、1960年代に始まったアンゴラ内戦を避けてザンビア西部州へ移動した移住民の生計維持について、社会組織の再編と女性の現金獲得活動との関係から検討した。それによると、移住民は親族・婚姻関係に基づく従来の共住単位（&lt;em&gt;limbo&lt;/em&gt;）を移住先においても編成していた。さらに今日では従来&lt;em&gt;limbo&lt;/em&gt;内で生じなかったキャッサバの不足に対して、&lt;em&gt;limbo&lt;/em&gt;内での互酬関係をその外の関係と合わせて使い分けることで、生計を安定化しているという。また、村のほぼすべての世帯の生計を支えるキャッサバ販売は、結婚と離婚を契機として&lt;em&gt;limbo&lt;/em&gt;間を頻繁に移動する女性が担っていることが指摘された。すなわち、女性の移動とともに、キャッサバの販売をめぐる互助的ネットワークは拡大・縮小を伴い再構築されているのである。これまでの難民研究では移住が生計基盤の崩壊につながると考えられてきたが、それに対し本発表では、そのリスクが移住民女性の流動性と移住民固有の社会組織内外での互酬性ネットワーク再構築によって緩和されていることが示された。&lt;br /&gt;フロアからは、&lt;em&gt;limbo&lt;/em&gt;のもつ社会的特質や生計保障機能に関する質問が多く寄せられ、今後、互助的ネットワークの拡大と共同体内への貨幣流入との関連性を明らかにすることが、リスク緩和の可能性をより明確にするうえで課題になるとされた。&lt;/p&gt;&lt;p style=&quot;text-align: right;&quot;&gt;&lt;br /&gt;（文責　平井將公）&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img width=&quot;54&quot; height=&quot;19&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;&quot; src=&quot;/images/library/Image/gcoeicons/RA.png&quot; /&gt;&amp;nbsp; ...&lt;/p&gt;</description>
</item>
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<title>［都市についての研究会］ （イニシアティブ4　研究会）</title>
<link>http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/article.php/20100627_ini4</link>
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<pubDate>Sun, 27 Jun 2010 13:30:55 +0900</pubDate>
<dc:subject>イニシアティブ4</dc:subject>
<description>&lt;p&gt;日　時：2010年6月27日（日）　13：30～16：30&lt;br /&gt;場　所：京都大学東南アジア研究所　東棟107&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;趣旨説明：木村周平（富士常葉大学）&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br /&gt;話題提供：遠藤環（埼玉大学）：「重層化する都市構造とインフォーマル経済：グローバル化時代のバンコクを事例に」&lt;br /&gt;原祐二（和歌山大学）：「アジア都市の都市=農村の境界域におけるバイオリソースのフローのスケーリング」（仮）&lt;/p&gt;&lt;p&gt;コメント：森田敦郎（大阪大）&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br /&gt;（注）本研究会は、同じ日に稲森棟で開催される「第5回ジャカルタ都市研究会」とは別の会合ですのでお間違いのないようにお願いします。 ...&lt;/p&gt;</description>
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<title>「親子のつながり」ワークショップ  （イニシアティブ4　研究会）</title>
<link>http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/article.php/20100515ini4</link>
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<pubDate>Sat, 15 May 2010 13:00:14 +0900</pubDate>
<dc:subject>イニシアティブ4</dc:subject>
<description>&lt;p&gt;日 時：2010年5月15日（土）13:00～18:30&lt;br /&gt;場 所：京都大学稲盛記念会館3階　中会議室&lt;/p&gt;&lt;p&gt;*_ プログラム_*&lt;br /&gt;1:00-1:10　趣旨　速水洋子　（京都大学）&lt;br /&gt;1:10-2:00　植野弘子　（東洋大学）&lt;br /&gt;「娘に何を期待するのか――漢民族社会における親子のつながり再考」&lt;br /&gt;2:00-2:50　高田　明　（京都大学）&lt;br /&gt;「転身の物語り：サン研究における「家族」の復権」&lt;br /&gt;休憩　&lt;br /&gt;3:10-4:00　宇田川妙子　（国立民族学博物館）　&lt;br /&gt;「親子関係の複数性という視点：イタリアの事例から」&lt;br /&gt;4:00-4:50　岩佐光広　（国立民族学博物館）&lt;br /&gt;「親子関係の長期的展開――ケア論と親族／家族論の相互検討を通じて」&lt;br /&gt;4:50-5:40　鈴木伸枝　（千葉大学）&lt;br /&gt;「トランスナショナルな家族とジェンダー関係の素描～フィリピン移住者研究の&lt;br /&gt;状況と今後の展開～（仮題）」&lt;br /&gt;5:40-6:30　ディスカッション&lt;br /&gt;＊発表時間に、質疑応答も含めます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;趣旨：&lt;br /&gt;少子高齢化がグローバルに進行し、人々の移動と生活の流動は激しくなり、新し&lt;br /&gt;い関係性やライフステージが生まれ、情報や(生殖を含む)技術も錯綜しつつ発展&lt;br /&gt;し、権力の様態もますます多元化していく中で、従来の家族や親族のつながりそ&lt;br /&gt;のものが変容し自明ではなくなっている。ここでは生―権力に抗して人の繋がり&lt;br /&gt;とは何かを、親子のつながりを中心に再考する。親族理論の根幹にあった関係性&lt;br /&gt;を再考し、現代社会の諸相のもとで新たに生起しつつある事象に民族誌的なアプ&lt;br /&gt;ローチを交差させ、「生のつながり」の核となる関係性として、生殖やケアを介&lt;br /&gt;した世代間のつながりとしての「親子」のつながりの新しい見方、新しい局面に&lt;br /&gt;焦点をあてる。親から子、そして子から親へと展開する人の一生の中での親子関&lt;br /&gt;係の展開とそこに生じるケアの問題、そして、国際結婚をめぐる親子関係とを対&lt;br /&gt;象とする場合などにおいて、どのような問いが想定されるだろうか。親族研究に&lt;br /&gt;おける親子関係の理解をどのように新しく構成しなおせるかを問う。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;発表要旨：&lt;br /&gt;１　植野弘子氏&lt;br /&gt;人類学における親族研究において、もっとも基本にある「親子」のつながりを再考しようすることは、これまでの親族研究が陥った、「人間」への視点の欠落を克服することを目指さなければならない。構造機能主義の親族研究では、まさに「構造」が問われていたのである。その父系社会の研究では、男性による出自の継承と権利義務関係が課題の中心となってきた。たしかに、ラドクリフ＝ブラウンの研究においても、父系体系における母方親族の役割が考察されてはいた。さらに婚姻連帯理論においても父系以外の関係は論じられてきた。しかし、「構造」を問う研究においては、親子のつながりが、その社会においていかに認識されてきたのかについて、十分な考察を行うには至らなかった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　本報告は、こうしたこれまでの親族研究の問題を、再度、男性同士がつなぐ以外の関係から見直そうとするものである。単に「男性ではなく女性に注目する」ということではなく、その女性を捉えてきた視点にも再検討を行なうことが必要である。父系社会の親族・家族をめぐる規範や行為などの研究では、特に女性が結婚してその生きる集団が変化する社会においては、女性については、婚姻後の婚入集団における諸関係に注目して分析が行われる傾向にあった。あたかも、結婚以前の女性の人生は存在しないかのごとき描き方である。しかし、出自の継承に寄与しない娘には意味がないわけではない。親と娘の間の双方の生涯にわたる関係性を読み解くことから、父系社会において、男女が親として子として生きる様を描き直す必要がある。　本報告での分析対象は、台湾の漢民族社会を中心とする。漢民族の親族体系は父系出自・夫方居住婚を特徴としており、女性は、死後、夫方において祖先祭祀の対象となる。しかし、女性を介在した出生家族と婚入家族と間の親族関係は、多面に展開する。母方オジには儀礼的な優位があり、また贈与を期待できる相手である。岳父と娘婿は、社会生活においても儀礼においても、期待される役割を相互に負っている。こうした関係からは、父親にとっての、媒介者としての娘の役割がみてとれる。また、親の供養には娘に特別の役割が与えられるなど、親と娘の間には、婚出後にも強い絆と果たすべき役割が存在してきたのである。女性たちの語るライフヒストリーから、娘からみた親との関係を抽出し、時代の変化を踏まえつつ、親子のつながりを再考する視点について論じる。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;２　高田　明氏&lt;br /&gt;本発表では，これまでのサン研究における「家族」の位置づけを整理し，そうした研究史と関連づけながらナミビア北中部のクン・サンのライフストーリーを分析する．これを通じて，サンにおけるエスニシティと家族の関係を問い直す．&lt;br /&gt;初期の研究者は，現代の「狩猟採集民」であるサンはごくシンプルな形で社会秩序を維持しており，家族的な結合がその基礎になっていると主張した．この家族を中心とする仕組みは，サンの人間観や人間関係にも現れていると考えられた．たとえばSilberbauer(1981)は，自己を中心とした同心円状に血縁の深い順に親族が並び，その外側に別のサンのグループ，サン以外の人々が続くモデルを提示している．&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だがほどなく，「見直し派」と呼ばれる研究者が影響力を増すようになった．見直し派は，サンは近隣諸民族を含むより大きな政治経済的なシステムの中で下層に追いやられた人々の集合に過ぎないと主張し，さらに「孤立した自律的なサンの社会」という幻想を創出してきたとして従来の研究者（「伝統派」と呼ばれる）を糾弾した．見直し派の論考では，親族間の関係は土地の権利や交易のネットワークを支える仕組みと位置づけられている． 　私が調査を行ってきたナミビア北中部のクン・サンは，上の「カラハリ論争」の主な対象となったジュホアン・サンと多くの文化的要素を共有している．ただしジュホアンとは異なり，近隣の農牧民と数世紀に渡って多面的な関係を築いてきたことが広く認められている．クンのライフストーリーをたどると以下のような事例が見つかる．(1)クンの母親と農牧民の父親を持ち，農牧民として育てられた男性が，父親の死後は母親と一緒にクンのキャンプに移住し，クンとして生活するようになった．(2)クンの少女が農牧民に養取され，農牧民の子どもと一緒に育てられていたが，妊娠を機にクンのキャンプに戻った．(3)クンの男性が南アからの解放運動に参加して，国外で農牧民と共に活動していた．しかし，ナミビアの独立後はクンのキャンプに帰還してそこで暮らすようになった． 　ここにあげた人々は，農牧民と生活していた時にはクンに他者としてのまなざしを向けていた．しかし，後にクンのキャンプに移動してきた際には，親族のつながりを頼った選択という論理を用いて，エスニシティの境界を越える移動に合理的な説明を与えている．これによって人々は，クンと農牧民が形作ってきた社会構造を壊すことなく，自らの転身に伴ってそのエスノスケープを変化させている．クンを他のアクターから隔てる文化的な境界が激動の歴史の中でもリアリティを失わなかった理由の１つは，こうした親密な関係性の再帰的な利用にあるのであろう．したがってクンの社会を理解するためには，伝統派と見直し派のいずれとも異なる枠組みで家族の働きを分析していく必要がある． 　またこうした図式は，エスニシティと家族の間だけではなく，原理的には国家などの組織とそれを横断するエスニシティとの間にも成り立ちうる．したがってサン研究における家族の復権は，社会を構成するシステム間の関係のとらえ直しを促すものでもある．&lt;/p&gt;&lt;p&gt;３　宇田川妙子氏&lt;br /&gt;親子関係は、本フォーラムの基底をなす概念「生のつながり」の中核の一つだが、そもそも親子関係とは何なのかという問いは、そう簡単ではない。特に近年では、医療技術の発達とともに親子・親族の関係がDNAレベルで語られるようになり、定義がさらに曖昧になる一方で、その認定や登録が行政レベルなどで必須化されてきており、ますます多くの関心や権力が、親子という場に集中しつつある。&lt;br /&gt;もちろん親子関係の定義の難しさについては、人類学でも早くから議論がなされてきた。しかしそこでは、genitor/paterのように、生物学中心主義的な立論傾向が強くみられ、きわめて西洋的な親族観が隠されていた。たしかにSchneiderらによる批判はあったが、その後も根本的な変化は見られない。実際、1990年代以降の「親族研究の復興」も、その多くは西洋社会や国家施策や医療などのいわば西洋的な現象をフィールドとしているし、とくに活性化している新生殖技術にかんする議論も、その中心は西洋的な自然／文化という図式をめぐるものである。また、今日の親族研究は、事実上、核家族の範囲に集中していることにも注意したい。核家族とは、性（夫婦）と生殖（親子）がクロスするという意味で、まさに生物学的な親族関係の象徴的な場であり、しかも、歴史的に「近代家族」と呼ばれているように西洋的な親族観の所産でもあるからだ。つまり「新生殖技術時代」の親族論も、いまだ西洋的な枠組みを脱していないばかりか、むしろ、その脱構築をいたずらに標榜することによって一種のinvolution状態にあるとも言えるだろう。&lt;br /&gt;さて本発表では、以上のような親族研究の現状とは一線を画し、現在大きな社会問題にもなっている親子問題にも一石を投ずる議論を試みていきたい。具体的な事例としてはイタリアでの調査資料を用いるが、その際、親子関係の複数性・複相性という視点を重視していく。&lt;br /&gt;もちろんイタリアでも、ある子供の親とは、たいてい、その子を性＝生殖行為によって生んだ男女とみなされている。こうした生物学的な親子の観念は、国家や教会とも結びつき、2004年に成立した補助生殖医療法（第三者からの配偶子提供禁止等々）にも典型的に示されている。しかしその一方で、養子も（最近では国際養子も）少なくないばかりか、いわゆる実の親子でないことに対する偏見や抵抗は小さく、養取をした親のうち実子がいる割合も半数近い。また、オジ・オバ等の近親（とくに独身のオバ、最近では祖父母）が親代わりに面倒をみることもよくあるし、子供の精神的な模範とされている洗礼親も、子供の生活に大きな助けとなる場合もある。つまり、子供たちの生活には、通常、いわゆる親以外にもさまざまな役割（財産、衣食住、教育、世話等々）をする大人たちが、様々な形で関わっているのである。&lt;br /&gt;こうした視点からみると、（子供の親を明確に確定してそれだけを親子関係とみなす）現在主流の親子関係とは、多様な親子関係の一元化、さらに言えば「誕生」地点への一元化（矮小化）であると見直すこともできよう。実際、イタリア社会でもその傾向はみられる（ただし現在では逆の現象も出てきた）。またその背後には、人々の関心が、親子関係という「関係」から、親であること・子供であることという「地位」へとシフトしていく様子も見られ、それはアイデンティティ、心理、自己決定、個人、身体、生命などの言説の増加、すなわち人間観そのものの変化とも密接にかかわっていると考えられる。&lt;br /&gt;本発表では、これらの問題を総合的に議論することはできない。しかし、親子関係の複数性・複相性（の可能性）に目を向けることによって、そもそも親子関係とは他の親族や非親族の関係とどう差異化され、どう位置付けられているのか、そしてそこには生物学的な指標はどのようにかかわっているのか（いないのか）等々、具体的にはイタリアの事例を考察するとともに、親子関係一般についても、主流観念を根本的に相対化し再考する手掛かりを探ってみたい。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;４　岩佐光広氏&lt;br /&gt;本発表では、ラオス低地農村部における親子関係を事例として取り上げながら、１）社会学や医療研究を中心にケア論と、人類学における親族／家族研究の批判的接合を試みるとともに、その視点から、２）親子関係の長期的展開という論点を提示する。&lt;br /&gt;「ケア」という概念は、人々の個別性を前提とし、人間関係の多様なあり方とそこで営まれる実践の創発的な展開に注目するものである。グローバル／ローカルな変化が連動して進行し、親族や家族をめぐる諸関係が多様化／均質化する現代社会において、その様相を捉える視点としてケア概念への関心が高まり、盛んに論じられている。対して文化人類学においてケア概念は、必ずしも十分には検討されてこなかった。しかし、ケア論と人類学の親族／家族研究とを相互参照してみると、それぞれの利点と欠点が見えてくる。人々の個別具体的な実践を通じて多様な社会関係が生成・展開することへの注目を促すケア論は、そうした動きを静態的に捉えがちな構造機能主義的な親族／家族研究が抱える問題性をよりクリアにしてくれる。反面、現行のケア論は、個別具体的な関係と実践に焦点化するあまり、それぞれの関係に潜在／顕在している社会文化的な構造や規範を不可視化しがちである。結果として、個々の関係のあいだの連関が捉えられず、断片化した議論に陥っている。ケア論と親族／家族研究それぞれが抱える理論的負荷を踏まえつつ、両者が有する理論的可能性を批判的に接合することは、いずれにとっても重要な意義をもつと考えられる。&lt;br /&gt;この立場から親子関係の理解を試みるとき、和辻哲郎が指摘する「親子関係の長期的展開」という論点が重要であると考えられる。ケア論と親族／家族研究の両方において、親子関係はしばしば子育てと老親の扶養から捉えられてきた。しかし親子関係はこれらの関わりにのみ還元できるものではない。出産／出生、子育て、親子間の協働、老親の扶養、看取り、葬送儀礼。親と子は、それぞれの加齢に伴い、親子という関係自体は維持しつつも、その関係のあり方を変えていく。それは、それぞれの社会構造や文化的傾向性によってある程度規定されつつも、親と子それぞれの個人的な条件（成長や衰えのペース、結婚や出産のタイミングなど）にも左右される。そしてそうした諸条件のなかで、親と子のあいだで無数に積み重ねられた実践を通じて、それぞれの関係のあり方は分けられ、移行され、つなげられる。子育てや老親の扶養といった親子間での様々な関わりはいずれも、親子関係の長期的展開のなかで生起する、関係性の通時的な動態過程の一局面として立ち現れるものなのであり、それぞれの局面ごとの個別具体的な実践の積み重ねが親子関係を長期的に展開する動因となるのである。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;５　鈴木伸枝氏&lt;br /&gt;人類学では、20世紀終わりからそれまでしばらくなりを潜めていた親族研究が、新たな形で重要性を増してきている。その理由の一つは、2010年現在、世界に2億人以上が移住者として生活している状況があり、他方、硬直した構造やシステムから文化の生成過程や人のエージェンシーに着目するようになった理論的展開がある。本報告は、人の国際移動が活発化する中で生まれているトランスナショナルな（超国民的と／または超国境の）家族関係と、そうした家族の形に密接に関係するジェンダーとセクシュアリティの諸相を概観することを目的とする。人の国際移動研究は近年非常に活発であるが、文化人類学の新しい親族研究が提示する視座からの考察は発展途上といえる。&lt;br /&gt;本報告（研究ノート）では、親族研究の新しい方向性を概観したうえで、人の国際移動とトランスナショナルに展開する親族関係、ならびに親族形成の土台となるジェンダーとセクシュアリティ問題の理解の深化を図るため、世界で最も組織化されていると考えられる移住労働立国フィリピンからの移住者に関する考察ならびに関連の文献をレビューする。それと同時に、報告者がこれまで行ってきた在日フィリピン人の越境（クロス・ボーダー）結婚と「ジャパニーズ・フィリピーノ・チルドレン」などの例を引きながら、今後期待される親族関係研究を提示したい。&lt;br /&gt;&amp;nbsp; ...&lt;/p&gt;</description>
</item>
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<title>「地域紛争と環境問題：ナイジェリア産油地域で起きていること」  （イニシアティブ4　研究会）</title>
<link>http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/article.php/20100419</link>
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<pubDate>Mon, 19 Apr 2010 15:16:40 +0900</pubDate>
<dc:subject>イニシアティブ4</dc:subject>
<description>&lt;p style=&quot;text-align: right;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;#Re20100419&quot;&gt;【活動の記録】&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;日　時：2010年4月19日(月) 13:30～15:00&lt;br /&gt;場　所：京都大学 東南アジア研究所 稲盛記念館3F小会議室&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/about/access_ja.html&quot; class=&quot;moz-txt-link-freetext&quot;&gt;http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/about/access_ja.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;報告者：島田周平（京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科　教授）&lt;br /&gt;話題：「地域紛争と環境問題：ナイジェリア産油地域で起きていること」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;コメンテーター&lt;br /&gt;１）佐藤史郎（東南アジア研究所GCOE特定研究員）&lt;br /&gt;２）佐川徹（日本学術振興会特別研究員PD）&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;a name=&quot;Re20100419&quot;&gt;【活動の記録】&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;地域社会における紛争は、地域の生存基盤にとって深刻な脅威である。本研究会では島田周平氏が、国家や多国籍企業による石油開発のもとに紛争がおきている ナイジェリアのニジェールデルタ地域をとりあげ、紛争の要因について幅広い観点から分析をおこなった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;第1の要因は、民族間関係の歴史である。石油を産出するニジェールデルタ地域での紛争は1990年代以降、大衆運動や暴力行為の多発にみられるよう に過激化の過程をたどってきたが、島田氏はその一因を同国の民族関係の歴史的展開にもとめている。独立以前、「少数派でありつつも、大民族を支配する奴隷 貿易の担い手」だった同地域の住民は、独立後の政権や貿易構造の変革なかで「国家財政の支柱となった石油産出地域（＝ニジェールデルタ地域）に暮らしなが らも、政治経済的なマイノリティ」へと立場をかえていった。こうした過去の対立的民族間関係が近年の石油開発と交錯し、紛争の根幹の一部をなしているとい う。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;第2の要因は、石油開発にかかわる多国籍企業と住民とのネガティブな関係性についてである。同地域の生態環境は海域、汽水域、淡水域を含み、多彩な 漁労や農業のほか、水網を利用した交易業も盛んであった。だが石油開発はそうした生活の場を大きく撹乱し、住民は不満を蓄積させ、国内・国外にむけた訴訟 や石油生産施設の占拠といった運動を展開するようになっている。他方、企業は住民に奨学金や雇用機会を提供する一方で、地元の政治家や有力者を取り込ん で、操業の維持を図ってきた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;第3は、連邦政府と住民とのネガティブな関係性である。連邦政府は、地域住民の不満を和らげるために産油地域への地方交付金の配分比率を引き上げた ものの、多くの住民はさらに多くの配分を望んでいる。結果、住民は政治経済的な疎外感を募らせ、石油施設の破壊や運営妨害、従業員の誘拐・殺害といった暴 力行為を展開した。連邦政府はこれに対して軍事力を用いて応戦し、紛争は過激度を増大させるにいたった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;第4は、近隣国における紛争との関連性についてである。紛争はナイジェリアの近隣国でもおきている／いたが、その民主化や市場経済化にともない、武 器がナイジェリアへと流入するようになった。同時に、連邦政府による多国籍企業の保護政策が継続・強化されたことによって住民の反発が増大し、地方有力者 の私兵組織や若者武装集団が増加した。以上のように、ニジェールデルタ地域の紛争過程は、石油開発と環境破壊を近接要因として展開しているようにみえる が、その展開は民族間関係の歴史や、多国籍企業、連邦政府、近隣国の振る舞いといった多彩な要因の複雑な絡み合いによって方向付けられている。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;この報告に対し、コメンテーターからは以下のような意見が提出された。まず、佐藤氏は、若手集団の武装化に注目すると、この紛争は資源やテリトリー をめぐる利害関係、あるいはアイデンティティといった価値に根ざした争いであるというよりも、暴力行為そのものが目的化しているようにみえると述べた。次 に、佐川氏は、住民の武装組織の名前や、デルタにおける生態条件の不確定性の高さに由来した生活単位の小規模性に注目し、住民がもつ紛争に対するイデオロ ギーの統一性は薄いと述べた。フロントからも数多くの意見がよせられた。そのなかでとくに印象的に残ったのは、ニジェールデルタ地域は植民地期から外部社 会との交渉を志向するという地域性をもち、よって彼らが今抱えている不満は、グローバルな環境と自らとの関係構築の抑圧に由来するという、田辺明夫氏の意 見である。内発的な地域発展の経路を見出す術を問うたこの質問に対し、島田氏は、伝統的な生業や制度を見直すとともに、実現可能な小さなことを地道に積み 重ねることが重要だと述べた。 &lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p style=&quot;text-align: right;&quot;&gt;(文責　平井將公)　&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img width=&quot;54&quot; height=&quot;19&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;&quot; src=&quot;/images/library/Image/gcoeicons/RA.png&quot; /&gt;&amp;nbsp; ...&lt;/p&gt;</description>
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<title>「人間圏を解き明かす―人間の生存、人びとのつながり」 [ 若手研究者養成・研究部会　合同研究会 ] （イニシアティブ4　研究会）</title>
<link>http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/article.php/2010031416</link>
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<pubDate>Sun, 14 Mar 2010 15:00:48 +0900</pubDate>
<dc:subject>イニシアティブ4</dc:subject>
<description>&lt;p style=&quot;text-align: right;&quot;&gt;&lt;a href=&quot;#Re20100314&quot;&gt;活動の記録&amp;gt;&amp;gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;div style=&quot;float:right;padding:5px;width:210px;border:1px solid silver;text-align:center;&quot;&gt;
  &lt;a href=&quot;http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/mediagallery/album.php?aid=79&quot;&gt;&lt;img src=&quot;http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/mediagallery/mediaobjects/tn/a/a_dsc01527.jpg&quot;  alt=&quot;&quot;style=&quot;width:200px;height:150px;border:none;&quot;&gt;&lt;/a&gt;
  &lt;br &gt;
  &lt;span style=&quot;clear:both;&quot;&gt;&lt;/span&gt;
  &lt;span style=&quot;width: 200px; text-align: center;font-style: italic;font-size: smaller;text-indent: 0;&quot;&gt;
    
  &lt;/span&gt;
&lt;/div&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;日　時：2010年3月14日(日)〜16日(火)&lt;br /&gt;場　所：KKRホテルびわこ &lt;a href=&quot;http://www.kkrbiwako.com/index.htm&quot;&gt;http://www.kkrbiwako.com/index.htm&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br /&gt;【趣旨】&lt;br /&gt;エネルギー問題や大規模な環境問題が顕在化しつつある現在、必要なのは何を「持続可能性」の核とすべきか、という問いである。本グローバルCOEは、それを「生存基盤」だと考え、地球圏・生命圏・人間圏の相互作用のなかで、生存基盤の持続をもたらすような発展はどのようになされうるのかを考えてきた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;こうした背景に基づきながら、本シンポジウムは、人間の多様な社会、またそこにある知識や価値、制度や歴史を包摂する広い概念としての「人間圏」に焦点を当て、生を支える社会関係や環境がいかに形づくられているかについて議論したい。植民地主義や近年のグローバル化の大きな流れの中で、都市や地域社会ではどのような問題が現われ、どのように対処されているのか。生存を支える信仰や思想は、今どのようなあり方をしているのか。多様な社会状況についての事例を通じて、こうした問題を明らかにしたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;【プログラム】&lt;br /&gt;&lt;u&gt;3月14日（日）&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;15:00-15:20　シンポジウムの趣旨説明&lt;br /&gt;◇セッション１　環境思想と地域社会の生存基盤　　座長　中川理（大阪大学）&lt;br /&gt;15:20-16:00　石坂晋哉（京大東南研）「『たたかいの政治』から『つながりの政治』へ―現代インドの環境運動」&lt;br /&gt;16:00-16:40　安田章人（京大ASAFAS）「『持続可能な』野生動物管理の政治と倫理―カメルーン・ベヌエ国立公園地域におけるスポーツハンティングと地域住民の関係を事例に」&lt;br /&gt;16:40-16:50　休憩&lt;br /&gt;16:50-17:50　コメント・討論1&lt;br /&gt;コメンテーター　松村圭一郎（京大人環）　吉田早悠里（名古屋大学）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;19:30-22:30　参加者の研究紹介1&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;u&gt;3月15日（月）&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;8:30-9:00　GCOEプログラムの紹介1&lt;br /&gt;◇セッション２　環境の在来知、つながりの在来知　　座長　内藤直樹（国立民族学博物館）&lt;br /&gt;9:00-9:40　中川千草（関西学院大学）「トウヤ制度の変更と社会文節の再編プロセス―三重県熊野灘沿岸部・相賀浦　地区を例に」&lt;br /&gt;9:40-10:20　富田敬大（立命館大学）「ポスト社会主義期の地方社会と牧畜経営―モンゴル北部・オルホン郡の事例から」&lt;br /&gt;10:20-10:30　休憩&lt;br /&gt;10:30-11:30　コメント・討論2&lt;br /&gt;コメンテーター　加藤裕美（京大ASAFAS）　平井將公（京大ASAFAS）&lt;br /&gt;◇セッション３　民衆の宗教・民衆の政治　　座長　藤本透子（京大人環）&lt;br /&gt;13:00-13:40　二宮健一（神戸大学）「ジャマイカの『ダンスホール・ゴスペル』―パフォーマティヴに構築されるキリスト教徒の『男らしさ』の考察」&lt;br /&gt;13:40-14:20　八木百合子（総合研究大学院大学）「アンデス高地農村における聖人信仰と祭礼をめぐる社会関係」&lt;br /&gt;14:20-15:20　コメント・討論3&lt;br /&gt;コメンテーター　野上恵美（神戸大学）　和崎聖日（京大ASAFAS）&lt;br /&gt;15:20-15:40&amp;nbsp;&amp;nbsp;&amp;nbsp; 休憩&lt;br /&gt;◇セッション４　都市の形成史と社会　　座長　久保忠行（神戸大学）&lt;br /&gt;15:40-16:20　松原康介（東京外国語大学）「中東における都市保全計画の変遷―フランス植民地主義から世界遺産保全へ」&lt;br /&gt;16:20-17:00　山田協太（京大ASAFAS）「近代都市あるいは都市の近代―南アジアのオランダ植民都市、コロンボ、コーチン、ナーガパッティナムの経験をつうじて」&lt;br /&gt;17:00-18:00　コメント・討論4&lt;br /&gt;コメンテーター　永田貴聖（立命館大学）　西垣有（大阪大学）&lt;br /&gt;19:30-22:30　参加者の研究紹介2&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;u&gt;3月16日（火）&lt;br /&gt;&lt;/u&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;8:30-9:00　GCOEプログラムの紹介2&lt;br /&gt;◇セッション５　都市下層民にとっての生存とつながり　　座長　山崎吾郎（大阪大学）&lt;br /&gt;9:00-9:40　清水貴夫（名古屋大学）「少年の移動『ストリート・チルドレン』―ワガドゥグの事例を中心に」&lt;br /&gt;9:40-10:20　日下渉（京大人文研）「『買票』か『福祉サービス』か？―マニラ首都圏の地方選挙におけるモラリティ」&lt;br /&gt;10:20-10:30　休憩&lt;br /&gt;10:30-11:30　コメント・討論5&lt;br /&gt;コメンテーター　稲津秀樹（関西学院大学）　白波瀬達也（関西学院大学）&lt;br /&gt;13:00-15:00　総合討論　片岡樹（京大ASAFAS）白石壮一郎（関西学院大学）&lt;/p&gt;&lt;p&gt;【要旨】&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;◇セッション１　環境思想と地域社会の生存基盤&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;「『たたかいの政治』から『つながりの政治』へ―現代インドの環境運動」&lt;br /&gt;石坂晋哉（京都大学東南アジア研究所）　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本発表では、現代インドの環境運動を分析する視角・枠組として、従来の社会運動論の中心的概念であった「たたかいの政治(contentious politics)」に代えて、「つながりの政治(connective politics)」という新たな概念を用いるのが有効であることを示したい。&lt;br /&gt;そのために、インド環境運動史を概観したうえで、(1)70年代のチプコー運動(森林保護運動)、(2)80～90年代のテーリー・ダム反対運動、(3)2000年代の西ガーツを救え運動の事例をピックアップして検討するが、特に、2010年2月18～20日に南インド・タミル・ナードゥ州コタギリ(西ガーツ山脈南端部)で開催される西ガーツを救え運動の集会の分析が中心となるであろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「『持続可能な』野生動物管理の政治と倫理―カメルーン・ベヌエ国立公園地域におけるスポーツハンティングと地域住民の関係を事例に」&lt;br /&gt;安田章人（京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;スポーツハンティング（以下、SH）、いわゆる娯楽のための狩猟は、近年アフリカにおいて、大きな経済的利益を生み出す「持続可能な」野生動物管理の手段として注目されている。そのきっかけとは、東・南アフリカ諸国において、80年代末期に開始されたSHを基盤とした住民参加型保護政策が成功をおさめたことにある。その成功の鍵とされたのは、地域住民への経済的便益の分配と、住民の主体性の重視であった。そして、近年、成功例とされた政策モデルは、西・中央アフリカ諸国へと伝播しつつある。しかし、「持続可能性」を掲げたSHを基盤とした政策モデルに対するアプローチには、社会的・政治的コンテクストからの考察が欠如しており、地域社会に与える社会的影響は十分に明らかにされていない。&lt;br /&gt;本発表では、SHを基盤とした住民参加型保護政策モデルが導入・実現されようとしている地域として、カメルーン・ベヌエ国立公園地域をとりあげる。そして、経済的便益の分配と住民の主体性に注目し、地域住民の生活実践の観点から、SHにおける「持続可能性」および政策モデルへの再検討を試みる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;◇セッション２　環境の在来知、つながりの在来知&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;「トウヤ制度の変更と社会分節の再編プロセス―三重県熊野灘沿岸部・相賀浦地区を例に」&lt;br /&gt;中川千草（関西学院大学大学院社会学研究科）　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;三重県の熊野灘沿岸部を歩いていると、「うちは浦方」「あそこは竃方」といった会話を耳にすることがある。「浦方（ウラ）」とは漁業で生計を立てるむらであり、「竃方（カマ）」とは漁業権をもたないむらを指す。同沿岸部のむらはこのどちらかに区分されるが、本研究の対象地は、両者が1875年に行政合併を果たしたうえで誕生したウラ・カマ混成のむらである。とはいえ、今日に至るまで、居住地や組織、祭祀など、生活の根幹部分において、お互いを区分する生活を営んできた。&lt;br /&gt;2004年、その区分の象徴といえるトウヤ制度に変化がおとずれる。ウラ世帯のみで担われてきた氏神の守り役「トウヤ」がカマにも回されることになったのである。一見「おおごと」のようにもみえるこのできごとを、住民は実に粛々と受け入れ、実行していった。&lt;br /&gt;本研究では、このトウヤ制度の変更を取り上げ、ウラ・カマという社会分節の意味を現地の文脈から問いたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「ポスト社会主義期の地方社会と牧畜経営―モンゴル北部・オルホン郡の事例から」&lt;br /&gt;冨田敬大（立命館大学大学院先端総合学術研究科）　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;世界で二番目の社会主義国となったモンゴルは、1990年代初頭に市場経済へと移行した。いうまでもなく、市場経済化の波は、地方社会にも押し寄せた。なかでも、1991年に始まった協同組合の民営化は、社会主義時代の国内分業を支えた定住地（商業・貿易の拠点）と草原（畜産物の生産地）の関係に大きな変化をもたらしている。本発表では、このような定住地と草原の関係を中心に、モンゴルの地方に暮らす人びとが、彼らをとりまく厳しい経済状況のなかで、家畜飼育を通していかに生き抜いてきたのかを検討する。まず、地方の人びとが、市場経済化後の経済的な困難に対処するために、各地域のもつ特性を最大限に活かしながら家畜飼育と居住地の選択を行ってきたことを示す。その上で、草原と定住地がひとつの連続した生活空間として人びとに認識されており、両地域における牧畜経営の多様なあり方が複数の家族の協力関係によって支えられてきたことを明らかにしたい。&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;&lt;br /&gt;◇セッション３　民衆の宗教・民衆の政治&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;「ジャマイカの『ダンスホール・ゴスペル』―パフォーマティヴに構築されるキリスト教徒の『男らしさ』の考察」&lt;br /&gt;二宮健一（神戸大学大学院国際文化学研究科）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本発表は、ジャマイカで近年盛んになっている「ダンスホール・ゴスペル」と呼ばれる音楽形態を扱う。これはキリスト教徒の男性が世俗の音楽である「ダンスホール音楽」の表現様式を用いてキリスト教的なメッセージを歌うものである。そもそもジャマイカの教会は「ダンスホール音楽」とその生産・消費の場である「ダンスホール」を強く批判しているという背景があるため、「ダンスホール・ゴスペル」には教会コミュニティでも賛否両論が聞かれる。&lt;br /&gt;本発表はこの「ダンスホール・ゴスペル」の「男らしさ／男性性」に注目しながら、この音楽の歌い手であるゴスペルDeejayのパフォーマンスを通じたアイデンティティ構築や、それが教会コミュニティに及ぼす影響をフィールド資料から描き出す。&lt;br /&gt;その考察のために、ジェンダー研究において大きな影響力を持ったJ. バトラーのパフォーマティビティの概念と、それを文化人類学的なアイデンティティ／コミュニティ研究のために援用した田辺繁治らによる概念枠組みを試用する。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「アンデス高地農村における聖人信仰と祭礼をめぐる社会関係」&lt;br /&gt;八木百合子（総合研究大学院大学文化科学研究科）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;アンデス農村で催される聖人祭礼では、主催者となった人物は多大な労力と出費を負担しなければならない。そのため、多くの場合、主催者は親族関係や「アイニ」と呼ばれる村落における互酬的関係など、個人がもつ様々な関係を通じて、祭礼の費用や物資の調達を可能にしてきた。しかし1960年代以降は、アンデス高地の農村地域からも都市への移住者が増大したことで、村落の祭礼を支える人びとのつながりはしだいに都市移住者の間にまで拡大していった。近年では、村落基盤の社会関係を利用する一方で、移住者を巻き込んだ資金調達のための数々の取り組みが行われている。&lt;br /&gt;本発表では、そうした祭礼をめぐって展開される主催者たちの営みに焦点をあて、彼らがいかなる社会関係を駆使し、祭礼の維持や発展に努めているのか、その仕組みを明らかにすることで「人間圏」を解き明かす一助としたい。&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;&lt;br /&gt;◇セッション４　都市の形成史と社会&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;「中東における都市保全計画の変遷―フランス植民地主義から世界遺産保全へ」&lt;br /&gt;松原康介（東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;中東・北アフリカ地域の歴史都市には、多彩な交流の中で成熟してきた独自の空間原理が見出される。20世紀に入ると様々な都市問題が顕在化するとともに、歴史都市の保全が試みられるようになる。嚆矢となったのはフランスによる植民都市計画であり、旧市街を手付かずのまま保全し、バロック型の新市街をその外殻に建設するという分離政策によって保全を実現しようとした。しかし、凍結的な保全は実際に人が住んでいる都市にはそぐわない。結果として加速した老朽化や過密化への対応として、ユネスコが世界遺産登録を推進する一方、独立後の都市計画には、必要な範囲での旧市街への介入、活性化が織り込まれるようになる。保全と近代化をいかに調和的に実現するかが課題となったのである。&lt;br /&gt;本発表では、こうした都市保全計画の変遷と都市空間の変容を、モロッコのフェス、シリアのダマスカス、アレッポを事例に報告する。更にその背景にあった番匠谷尭二ら日本の都市計画家の業績も紹介し、都市保全を通じたわが国と中東・北アフリカ地域との交流のゆくえを展望する。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「近代都市あるいは都市の近代―南アジアのオランダ植民都市、コロンボ、コーチン、ナーガパッティナムの経験をつうじて」&lt;br /&gt;山田協太（京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;本研究では南アジアにおいて、近代世界の起点とみなされる、17世紀にオランダが建設した3つの植民都市、コロンボ、コーチン、ナーガパッティナムを対象として、その形成と現代に至るまでの変容を論じる。植民都市はヨーロッパと南アジアの海域世界、地域社会が交錯する焦点である。物理的空間と人々、制度・組織を手がかりに、各要素の相互作用の連鎖として都市の描出を試みる。主要な局面において３都市を相互に参照することで、海域、地域の動態を浮かび上がらせたい。&lt;br /&gt;I.ウォーラーステインは『近代世界システム』（1974年）において16-17世紀のオランダを、現代世界を覆うまでに成長した資本主義の草創期の主導者と位置付ける。本研究はこれを出発点としつつ、植民都市という定点からの観察をつうじて、近代世界の担い手であるオランダと現地社会との邂逅の構図を再考する。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;◇セッション５　都市下層民にとっての生存とつながり&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;「少年の移動と『ストリート・チルドレン』―ワガドゥグの事例を中心に」&lt;br /&gt;清水貴夫（日本学術振興会／名古屋大学大学院文学研究科）　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;ブルキナファソの首都、ワガドゥグ市は推定150万人ほどの人口を擁するブルキナファソの政治経済の中心都市である。ワガドゥグ市には、アフリカの多くの大都市と同様に、路頭で生活する「ストリート・チルドレン」が存在する。&lt;br /&gt;「ストリート・チルドレン」は都市の社会問題と同義で用いられることが多い。だが、本発表では、こうした少年たちのストリートへの出奔を、「社会問題」として扱う以前の、都市への「移動」の現象レベルに引き戻して捉え直すことを目的とする。&lt;br /&gt;人々の都市への「移動」については、都市人類学を中心に多くの研究の蓄積がある。例えば、ガーナ北部から都市部への若年貧困男性の移動を扱ったHartの研究は、経済的な動機付けを持つ人々の「移動」が機能的な意味を持つことを指摘している。だが、本発表の事例に挙げる少年の「移動」は、機能主義的観点から説明することが困難な、目的の明らかでない移動である。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「『買票』か『福祉サービス』か？―マニラ首都圏の地方選挙におけるモラリティ」&lt;br /&gt;日下渉（京都大学大学院人文科学研究所）　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;一般に、フィリピンの選挙ではエリートが貧困層の票を買う「買票」が蔓延しているとされる。これに対して、カトリック教会やNGOは「有権者教育」を行い、貧困層が金に操作されず、「正しく」投票できるようしようとしてきた。&lt;br /&gt;もっとも、エリートも貧困層も、直接的な金銭と票の交換はモラル的に否定する。そこで、選挙直前に公的に行われるのは、エリートによる葬式・結婚式・祭りへの参加と金銭の提供、医療ミッション、無料法律相談といった貧困層への「福祉サービス」の提供である。&lt;br /&gt;こうした相互関係は、クライエンタリズム論によって説明されてきた。エリートが提供する資源に、恩義を抱いた貧困層が票を提供しているというのである。しかし、それでは、「買票」を否定しつつ「福祉サービス」を正当化するようなモラルの動態を捉えられない。&lt;br /&gt;本報告では、マニラ首都圏の地方選挙において、エリート（市議）、貧困層、NGOの間で、「買票」と「福祉サービス」をめぐるモラルがいかに争われているのかを明らかにしたい。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;a name=&quot;Re20100314&quot;&gt;【活動の記録】&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;第2回合宿シンポジウムは、関西を中心に8つの大学に所属する、人類学・地域研究・社会学・建築史・都市計画などを専門にする40人近くの若手研究者が参加した。そこでは3日間にわたって5つのセッションで10の研究報告が行われ、今回のテーマである「人間圏」や「つながり」ということをテーマに積極的な議論が交わされた（その成果は今後ワーキングペーパー等として公刊される予定である）。加えて、大学・分野を越えた研究者同士の交流を通じ、将来につながるネットワークが形成されたことも、本シンポジウムの重要な意義であった。&lt;br /&gt;個々の研究発表については要旨があるので要約を避けるが、3日間を通じて研究関心や手法は多様であっても、次のような同時代的に共有する方向性があることが参加者の間で確認された。それは、（1）問題を設定するうえで、自／他、民衆／権力、社会／環境のような明確な二項対立を前提とするのではなく、両者の間には分かちがたく複雑な関係性（あるいは「つながり」）が形成されていることを認めること、そして（2）人と人との間のみならず、死者や事物も含めた、物質的・精神的なつながりの存在を指摘するだけにとどまらず、つながりがいかなるものであるのか、それぞれの関係性がどのような意味や価値を持つのか、あるいはどのように変容しつつあるのかを明確にしようとすること、この2点である。そのような関係性の探求は、一方で参加者の一人が述べたように、いかに複雑になろうと現地での徹底した調査によって裏打ちされるべきものである。しかし他方で、研究すること自体が当事者と調査者の間の制度的・倫理的あるいは日常的な関係によって大きく制約を受けてしまいうることもまた事実である。総合討論では、不確実性やリスクが日常化する現状のなかで、いかに問題を切り取り、それに向けて研究を行い、またそこから言葉を発していくかについて、個々の研究者がより深く考えていく必要がある、という意識が共有された。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;（文責：木村周平）&lt;br /&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;img width=&quot;54&quot; height=&quot;19&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;&quot; src=&quot;/images/library/Image/gcoeicons/RA.png&quot; /&gt;&amp;nbsp; ...&lt;/p&gt;</description>
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<title>「国際退職移住とロングステイツーリズム」（イニシアティブ4　研究会）</title>
<link>http://www.humanosphere.cseas.kyoto-u.ac.jp/article.php/20091120_ini4</link>
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<pubDate>Fri, 20 Nov 2009 10:47:37 +0900</pubDate>
<dc:subject>イニシアティブ4</dc:subject>
<description>&lt;p&gt;日　時：2009年11月20日(金) 　16:30～18:00&lt;br /&gt;場　所：吉田キャンパス総合研究2号館4階401教室&lt;/p&gt;&lt;p&gt;発表者：小野真由美（東京大学総合文化研究科博士課程）　&lt;br /&gt;発表タイトル：「国際退職移住とロングステイツーリズム：日本人高齢者のマレーシア移住」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;コメンテーター：細田尚美（&lt;wbr&gt;&lt;/wbr&gt;京都大学大学院アジアアフリカ地域研究研究科） ...&lt;/p&gt;</description>
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