ワークショップ:「雲霧林と林冠部を探る:林冠部研究の包括化を目指して」(イニシアティブ2 研究会)

日 時::2011 年 2月5 日(土) 13:30-17:30 , 2 月6 日(日) 9:30-13:00

タイトル:「雲霧林と林冠部を探る:林冠部研究の包括化を目指して」

場 所:京都大学稲盛財団記念館(東南アジア研究所)3F 小会議室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_m.htm
 

熱帯山地の雲霧林は,熱帯低地の多雨林とは異なり,ブナ科,クスノキ科が優占するとともに,多様なラ
ン科植物,シダ植物,コケ植物からなる林冠内植物群集が発達します.南米では1980 年代から林冠植物
に関する多様な研究が行われ,フロラ,生態いずれの面でも研究が多いに進みましたが,アジアの雲霧林
についての研究例はきわめて少ないのが現状です.本ワークショップ企画者らは,2008 年より3 年間の
計画で科学研究費補助金によってタイの熱帯山地林において林冠植物の多様性を調査し,コケの新種の発
見や林冠内部での林冠内植物の多様性とハビタット分割の様子を解明してきました.このワークショップ
は,これら科学研究費補助金による研究公開のためと,アジアにおける林冠内植物と樹上性動物の研究者
の交流と,研究の現状の理解,今後の研究協力の体制構築を目指して開催します.日本生態学会近畿地区
会の公開研究集会助成もうけておりますので,一般の方の参加も歓迎いたします.

 

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Global COE Program 京都大学:生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点
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