Geriatric Medicine(老年医学)(GCOE関係者による出版物)


書名:Geriatric Medicine(老年医学)
監修集:坂本正典  
著者:松林公蔵, 和田泰三「地域在住高齢者の抑うつ-フィールド医学の視点から-」
発行元:ライフ・サイエンス
出版年:2009年

【書籍紹介】地域在住高齢者の抑うつは、本邦でもアジア諸国でも、明らかにADL、QOLと関連する。過去において、うつ病はアルツハイマー病と同様に、精神科領域でのみ取り扱われる特殊な病態と考えられていた時代があった。しかし今や抑うつは、精神科を訪れたことのない一般地域在住高齢者の中にもしばしば認められる。抑うつは、薬物療法やカウンセリングなどを通じて治療可能である点において、精神医学のみならず老年医学にとっても重要な課題である。老年医学の領域で重要な課題は、“3D”、すなわち、(1)Disability、(2)Dementia、(3)Depressionといっても過言ではない。

【書評】

 


Global COE Program 京都大学:生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点
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