「変動から見た東南アジア島嶼部の気象の特徴 」[熱帯における気象変動と地域社会研究会 第2回](イニシアティブ2 研究会)

日 時:2009年10月9日(金) 16:00~18:00(研究会終了後、懇親会を予定)

場所:稲盛財団記念館2階213号室 (地域研究統合情報センター・セミナー室)

話題提供:甲山治(京都大学東南アジア研究所)
トピック:変動から見た東南アジア島嶼部の気象の特徴

[内容]
世界各地をカバーする気象情報からは、地球レベルの気象メカニズムの理解に有用ではあるが、地域レベルの実情にあった気象の変動を抽出すること は難しい。一方、地域社会を研究する者の視点からは、地域の気象の変動を地域社会の生業等と関連させながら理解してはいるが、必ずしも、より広域の気象メ カニズムのなかで地域の気象条件を理解しているわけではない。本研究会では、気象学のもつデータや手法をスケールダウンするとともに、地域研究者がもつ地 域の気象およびその利用に関する情報をスケールアップすることで、両者の接合をはかる。それにより、地域社会の気象の変動をさまざまな時間的・空間的範囲 の中で検討し、地域社会の気象と、それを利用した生業活動について考える。

今後対象とする地域(予定):
インド南部、東アフリカ、ベンガル等


Global COE Program 京都大学:生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点
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