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「イスラーム社会に対する二つのアプローチの可能性」[合同ワークショップ「世俗化/世俗主義」と「イスラーム中道派」](関連する学会・研究会)

日 時 : 2009年7月25日(土)10:00-17:30

場 所: 京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館4階会議室(AA447)

*少々わかりづらいところにあります。百万遍の交差点近くの京都大学北門から入りすぐ左手の建物が総合研究2号館(旧工学部4号館)です。その建物の北側入り口付近のエレベーターに乗って四階に行き、左側(東側)に曲がってください。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/tariqa_ws/access_map.pdf
などをご参照ください。


【趣旨】
上智大学共同利用・共同拠点公募研究「イスラーム社会の世俗化と世俗主義」とKIASユニット2「中道派」が共同で開催する本ワークショップは、イスラーム社会へのアプローチとして「世俗化/世俗主義」研究と「イスラーム中道派」研究がどの程度の有効性を持つのか、互いにその成果を比較することで、その可能性を問う。ただしこの試みは萌芽的なものなので、両者にとってこれからの研究の礎となるようワークショップでは問題点を抽出することに努めたい。
「イスラーム中道派」は曖昧な概念で把握しづらいものであるが、さしあたりの定義として、急進派でなく、世俗化を目指すわけでもない、ムスリムの集団、ムスリムの生活形態、を立てることができる。この定義をもとにするならば、「イスラーム中道派」は急進派との対比で考えることもできるが、「世俗化/世俗主義」との対比で考えることもできる。後者の視点からすれば「世俗化/世俗主義」は「中道派」研究にとってきわめて重要な概念である。ひるがえって「世俗化/世俗主義」も人文社会系の諸学においてさまざまな議論がなされているように、何を「世俗化/世俗主義」に定めていくのかという問題に答えることは難しい。しかし少なくともイスラーム社会における「世俗化/世俗主義」を研究対象とする場合には、隣接する「イスラーム中道派」の存在を考慮することによってイスラーム世界に固有の「世俗化/世俗主義」というものが見えてくるのではないだろうか。
さらに、概念レベルの問題だけではなく、このワークショップでは両者が通地域的特性をもつことに鑑みて、地域間比較の視点も盛り込みたい。たとえば東南アジアにおける「世俗化/世俗主義」と「中道派」の関係は、トルコにおけるそれと異なったものであることが十分予想されるからである。

【プログラム】

趣旨説明(10:00-10:30) 
粕谷元(日本大学、「イスラーム社会の世俗化と世俗主義」代表者)
山根聡(大阪大学、ユニット2「中道派」代表者)

セッション1(10:30-13:00) 
・発表:伊藤寛了(東京外国語大学)
「イノニュ時代の世俗主義と中道派のマッピング」(仮題)
・コメント1
佐々木拓雄(久留米大学)
・コメント2
澤江史子(東北大学)
・コメント3
横田貴之(国際問題研究所)
・討論

昼食(13:00-14:00)

セッション2(14:00-16:30) 
・発表:
多和田裕司(大阪市立大学)
「マレーシアにおける「イスラーム」と「世俗」――「イスラーム国家/世俗国家」論争を中心に――」
・コメント(1)
粕谷元
・コメント(2)
山根聡
・コメント(3)
小林寧子(南山大学)
・討論