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「焼畑耕作が創出する空間的多様性 -タイ北部の「焼畑休閑林」および「焼畑停止林」に存在する植物資源-」[東南アジアの自然と農業研究会 第140回定例会](イニシアティブ2 研究会)

日 時:2009年06月19日(金) 16:00~

会場: 東南アジア研究所 稲盛財団記念館3F 中会議室
(京都市左京区吉田下阿達町 46川端通り荒神橋東詰め)

話題: 焼畑耕作が創出する空間的多様性
-タイ北部の「焼畑休閑林」および「焼畑停止林」に存在する植物資源-

話題提供者: 福島万紀
(島根県中山間地域研究センター/京都大学地域研究統合情報センター)


要   旨:
タイ北部の山岳地域において焼畑耕作を行う集落の周辺では、林齢の異なる様々な休閑林が恒常的に存在し、火入れによる攪乱に強い萌芽更新性の種、明るい場所に侵入するパイオニア種、遷移に伴って出現する耐陰性の種が、空間的多様性を創出しています。このような「焼畑休閑林」は、薪、食料、薬、道具、建築材など、山地民が日常的に利用する植物資源の供給源になっています。しかしながら、1960年代以降、焼畑耕作の規制が強化され、代替作物の導入が進んだ地域の一部では、放棄された「焼畑停止林」が拡大しました。このような「焼畑停止林」では、森林の遷移の進行に伴い、利用可能な植物資源が変化し、山地民がこれまで利用してきた植物資源が減少・消失する可能性があります。本発表では、タイ北部の山岳地域において焼畑耕作を継続する集落周辺の「焼畑休閑林」、焼畑停止後20年以上停止した集落周辺の二次林に存在する「焼畑停止林」それぞれに存在する植物資源の共通性および相違性について、これまで明らかにしてきた事例を紹介し、焼畑耕作が生み出す二次植生の多面的価値について考えます。

(*会のあとには懇親会を予定しております。)



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