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「映像実践による現代宗教復興現象の解明を通じた地域 研究手法の開発」[第七回研究会](関連する学会・研究会)

日 時:2009年06月13日(土) 14:30~18:00
場 所:京都大学稲盛財団記念館(川端荒神口)3階中会議室
※アクセスマップ:http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_m.htm

参加申し込み:religion.visuality[at]gmail.com([at]を@にしてください)



【キーワード】
劇映画、プロパガンダ、国民文化、オリエンタリズム/オクシデンタリズム、宗教表象

【プログラム】

発表:
1.「プロパガンダ映画が恐れるもの 裸体、犬死、幽霊 ベトナム映画史から考える」
坂川直也(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

発表概要:
ベトナム映画は政府の宣伝活動のため、国家主導により成立しました。しかし、戦争が終わり、社会が安定するに従い、それまで扱われなかった、新しい題材に挑戦する監督が登場します。セックス、社会風刺、異端・迷信などの題材です。しかし、これらの題材はいまだにベトナムでは、映画法によって、表現が規制されています。いったい、政府は何を恐れ、規制しているのでしょうか? 本発表では、ベトナム映画において規制された題材の歴史を通して、プロパガンダ映画の構造、世界観を浮かび上がらせたいと思います。宗教宣伝、布教映像に関する
研究の参考になれば、幸いです。

映像ベトナムの劇映画『10月になれば』
(1984年、ダン・ニャット・ミン監督 シンガポール製DVD 英語字幕付き)から、陰陽市のシーン
※作品の一部を上映



2.「ハリウッド映画における日本文化観と日本宗教描写」
エリック・シッケタンツ(東京大学大学院人文社会系研究科)

発表概要:
異文化観の形成上でマスメディアが作り上げているイメージが大きな影響力を持っている。本発表において私はハリウッド映画における日本文化描写と日本宗教表象の関係について考察する。従来の研究では日本表象における芸者などのイメージが注目されたが、宗教の表象はあまり分析の対象にならなかった。だが、近代史において、宗教こそがある国民文化の内面的な中心を表していると考えられており、異文化表象の上で宗教の描写が現在まで重要な役割を果たしている。従って、ハリウッド映画における宗教描写から、アメリカの日本観の重要な一側面を伺うことができる。だが、映画に見られる日本観はむろん統一しているものではなく、時代背景の変更と制作者の個人的な観点を反映している。本発表ではハリウッドが制作した代表的な映画を幾つか取り上げながら、その映画における日本宗教の描写とそれに表されている日本文化観の思想的・歴史的背景を分析する。

映像:
『Know Your Enemy – Japan』 (1945年、フランク・キャプラ監督)
『The Barbarian and the Geisha』 (1958年、ジョン・ヒューストン監督)
『The Yakuza』 (1974年、シドニー・ポラック監督)
『Shogun』 (1980年、TVミニシリーズ、ジェリー・ロンドン監督、ジェームス・クラベル原作)
『Black Rain』 (1989年、リドリー・スコット監督)
※作品の一部を上映


3.総合討論

研究会ホームページ
http://www013.upp.so-net.ne.jp/religion_media/home.htm)をご覧下さい。


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