「湖北・山里の水と生き物と人のかかわり」[生存基盤科学研究ユニット京滋フィールドステーション事業第8回研究会](関連する学会・研究会)

日 時:2009年2月27日(金)16:00~19:00
場 所:守山フィールドステーション(滋賀県守山市梅田町12-32、JR守山駅から
徒歩5分)

発表者:永井邦太郎(摺墨山菜加工生産組合)

発表題目:「湖北・山里の水と生き物と人のかかわり」

発表内容:
永井邦太郎さんは、余呉町の摺墨(するみ)に生まれ、農業と山仕事に従事さ
れてきた。昭和30年代からだんだん農業も山仕事も変わって、機械化されたり人
工林化されたりしてきたが、現在に至ってみると、いかに昔のやり方が水や命の
めぐりを大事にする方法だったかがわかる。暮らしについてもそうである。この
頃は、子どもたちに昔の暮らしや山の大事さを伝えようと、炭焼きや広葉樹の植
樹を教えている。
また、余呉町では、昭和40年代半ばまで焼畑でカブラの在来品種、ヤマカブラを
栽培しきたが、摺墨山菜加工組合でその後もヤマカブラを守り続け、一昨年から、
高時川最上流で焼畑を復元した。
今年は老齢化した広葉樹林を伐採して焼畑にして若返らせる計画で、これについ
ても話していただきます。


コメント (0件)


Global COE Program 京都大学:生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点
../../article.php/20090227
.html