レンディーレ・ランド走行暦20年の通称赤ランのトヨタ・ランドクルーザ
レンディーレの人びとと付き合いをはじめて5年になった。たくましく成長したトオルくんをみていると、まるで自分の兄弟の成長をみているような気がする。今のケニアの経済状況では、トオルくんが学校を卒業しても新たな人生の道が保障できないだろうとときどき考えるが、彼なら大丈夫だろう。町の青年たちのようにあの遠く汚く人や車で混みあうナイロビに職を求めに行かなくても、原野に生きていけるんだ。それより、今からナイロビへ帰ろうとしている自分を心配したほうが現実的だ!