Custom Search

Language

Contents

アンケート

本サイトをおとずれた理由

本サイトをおとずれた理由は何ですか?

  •  プログラム概要閲覧
  •  研究会情報
  •  プログラムメンバー
  •  フィールドステーション
  •  報告閲覧
  •  プログラム成果閲覧
  •  写真閲覧
  •  公募
  •  その他
このアンケートにはさらにもう 2 件、質問があります。
結果
他のアンケートを見る | 96 voters | 0 コメント

ログイン

ログイン

第22回 映像なんでも観る会 (2008/10/31)

日 時:2008年10月31日 15:00~17:30
場 所:京都大学総合研究2号館(旧工学部4号館) 4階アジア・アフリカ地域研究研究科大会議室http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/about/access.html

・脚本・監督・製作エイアル・シヴ ァ
・言語:ドイツ語、字幕: 日本語 、・時間: 3時間28分
・参考:http://www.aguni.com/hon/back/yukawa/07.html


コメンテーター:
・池田有日子(関西大学非常勤講師・京都大学地域研究統合情報センター研究員)

研究テーマ:アメリカ・シオニスト運動

パレスチナにユダヤ人国家を建設することを目指したシオニスト運動は、1948年イスラエルの建国を実現したが、その過程・帰結としてパレスチナのアラブ人は追放・虐殺、二級市民化された。パレスチナにおける実質的な基盤(領土、人口)の脆弱であったシオニスト運動が、イスラエル建国を実現するにあたっては、「アメリカ(アメリカ・ユダヤ人、アメリカ政府)」の支持を獲得しうるかどうかということ、またその関与の仕方が極めて重要な意味をもっていた(国際政治レベル、シオニズムのイデオロギーレベル、パレスチナ問題の政治構造レベル)が、アメリカ・ユダヤ人、アメリカ政府がシオニスト運動を支持することは「自明」のことでは全くなかった。では、なぜアメリカ・ユダヤ人、アメリカ政府が最終的にユダヤ人国家建設を支持するようになったのかということを歴史的に考察することで、「アメリカ」と「パレスチナ問題形成」の具体的な関連の仕方やイスラエル建国を可能にした状況や条件を明らかにすることができると考えている。さらに、アメリカ・シオニスト運動を対象とすることで、国家(居住国家=アメリカ、ユダヤ人国家)に対するユダヤ人の錯綜するアイデンティティや位置づけ、またその変容なども明らかにしたい。最終的には、このような検討を通じて、「(国民)国家」という問題についても考察していきたい。


・小田雄一(京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程大澤真幸研究室2007年エルサレム・ヘブライ大学 Rothberg International School留学)

研究テーマ:ユダヤ教の食事規定にかんする宗教社会学的研究

ユダヤ教には、カシュルートと呼ばれるきわめて厳格な食事についての規定がある。そのような規定にのっとった具体的な食事のことをカシェールという。現在においても、ユダヤ教徒たちは、そのカシュルートを忠実に守りつづけており、エルサレムを歩けば、飲食店などの看板にカシェール「 kosherכשר 」という文字を、頻繁に目にすることができる。この食事規定のなかに伏在するユダヤ教のかくされた思考の基層に光をあて、それがユダヤ共同体と他の共同体にいかなる作用をおよぼしてきたのか、比較社会学的な見地から、さぐることを試みている


サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。